さよなら、ビートル!

2003.08.01 自動車ニュース
 

さよなら、ビートル!

ドイツの国民車として、否、世界の人気者として愛されてきたフォルクスワーゲン「ビートル」が、2003年7月30日に生産終了を迎えた。68年もの間造られ続けた偉大なる名車、その最後のモデルは、メキシコの工場を離れ、故郷ドイツのミュージアムで生涯を過ごすことになる。


自動車史に名を残す「ビートル」、その最後のモデルは、1.6リッターガソリンエンジンを搭載するアクエリアスブルーの「ウルティマ・エディシオン(最終エディション)」だった。この3000台限定生産モデルは、既に完売しているという
 

この日、最後までビートルを造り続けてきたメキシコのフォルクスワーゲン・デ・メヒコ、プエブラ工場では記念式典が開かれた。「ウルティマ・エディシオン(最終エディション)」と名付けられた限定車のうち、本当の最後の1台、2152万9464台目のビートルは、花の装飾やメキシコ音で見送られながらラインオフ。今後は船で大西洋を渡り、ドイツへと里帰りする。

ビートルは、これまで世界20カ国以上で生産されてきた。ドイツでは1978年の製造終了までに1620万台以上が造られ、また「ヴォチョ」のニックネームで親しまれたメキシコでは、39年もの間、約170万台が生まれた。

フォルクスワーゲン・デ・メヒコのラインハルトユング取締役会長は、メキシコ工場のスタッフに向けて、「皆さんは自動車を生産していただけでなく、伝説を作り上げてくれました。その伝説はビートルを旅の友としたすべての人々の心にしっかりと生き続けるでしょう」と語った。

(webCG 有吉)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

ビートルの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • フォルクスワーゲン・ザ・ビートル R-Line (FF/7AT)【レビュー】 2016.11.9 試乗記 フォルクスワーゲンのブランドアイコンモデル「ザ・ビートル」に新グレードの「ザ・ビートル R-Line」が追加された。限定車以外では始めて、ブルーモーションテクノロジーを採用した1.4リッターTSIエンジンを搭載し、燃費も上々。では、一番“おいしい”ポイントは? 他グレードとの比較を試みた。
  • フォルクスワーゲン・ザ・ビートル デザイン(FF/7AT)【試乗記】 2016.10.24 試乗記 「フォルクスワーゲン・ザ・ビートル」が日本上陸から4年半ぶりにマイナーチェンジ。デザインや走りに磨きをかけ、安全面や機能面を充実させたという新型の走りとは? 内装の一部に外装色をあしらった「ザ・ビートル デザイン」に試乗した。
  • トヨタC-HRプロトタイプ【試乗記】 2016.11.14 試乗記 成長著しいコンパクトSUV市場に、トヨタが満を持して送り出すニューモデル「C-HR」。そのプロトタイプにクローズドコースで試乗。“攻め”のスタイリングと入念にチューニングされたシャシー&パワーユニットに、トヨタの意気込みを感じた。
  • 「フォルクスワーゲン・ザ・ビートル」にピンク色の限定車 2016.11.10 自動車ニュース フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2016年11月9日、「ザ・ビートル」初のピンク色を採用した特別限定車「#PinkBeetle(ハッシュタグ ピンクビートル)」を300台限定で発売した。車両価格は307万円。
  • マツダ・アテンザワゴンXD Lパッケージ(FF/6AT)【試乗記】 2016.11.10 試乗記 デビューからおよそ4年がたち、マツダのフラッグシップモデル「アテンザ」にマイナーチェンジが施された。“人間中心の開発哲学”に基づき最新の技術を投入したという、改良版の仕上がりやいかに? ディーゼルのワゴンモデルで確かめた。
ホームへ戻る