IRLミシガン、ゴール直前の逆転でバロン優勝

2003.07.28 自動車ニュース

IRLミシガン、ゴール直前の逆転でバロン優勝

IRLインディカーシリーズ第10戦決勝が、2003年7月27日、米ミシガン州のミシガン・インターナショナル・スピードウェイ(2マイルオーヴァル/約3.2km)を200周して行われた。怪我のため欠場したフィリップ・ジオフォニの代役、アレックス・バロンが、途中スピンしながらも優勝。昨年のチャンピオン、サム・ホーニッシュJr.を、わずか0.0121秒差で破った。バロンの記録した平均時速180.917mph(約289.5km/h)は、IRL史上最速となる。
トヨタエンジンは、今シーズン8勝目を飾った。

トヨタ、ホンダの日本メーカーエンジンに押されていたシボレーは、名門エンジンビルダー、コスワースの手になるV8ユニット「Gen IV」を投入。これを得たホーニッシュは、予選で4番手、決勝では200周中126周もの間リーダーを務めるほどの活躍をみせ、新型エンジンのポテンシャルをうかがわせた。

164周目、1位はホーニッシュ。トーマス・シェクターとともに2番手を争っていたバロンはシェクターと軽く接触しスピン(!)。幸いにも大事には至らず、バロンのマシンはそのままコースに復帰した。

レース終盤、2位まで復帰したバロンの前にトップのホーニッシュ。ハイスピードオーヴァル“スーパースピードウェイ”を舞台に、両車の白熱したバトルが繰り広げられた。最終ラップ、スリップストリームを抜けたバロンのノーズがホーニッシュの前に出て、IRL 4番目の僅差フィニッシュ。今シーズン、スポット参戦を繰り返していた32歳のアメリカンは、昨年ナッシュヴィルに次ぐ、自身2勝目をあげた。3位はシェクターだった。

高木虎之介は、11位からスタートし6位でフィニッシュ。予選で高木の後、12位につけたロジャー安川は、8位でレースを終えた。

ポイントランキングでは、このレース5位のスコット・ディクソンが、同リタイアのトニー・カナーンを1点上回り、318点で首位に浮上。ジル・ド・フェランが315点で3位についている。

次戦決勝は8月10日。ゲートウェイ・インターナショナル・レースウェイで開催される。

(文=webCG 有吉/写真=トヨタ自動車)

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