IRLカンサス、ハータ優勝、ホンダエンジン2勝目

2003.07.07 自動車ニュース

IRLカンサス、ハータ優勝、ホンダエンジン2勝目

IRLインディカーシリーズ第8戦決勝が、2003年7月6日、米カンサス州のカンサス・スピードウェイ(1.5マイル/約2.4km)を200周して行われた。優勝は、怪我で欠場したアンドレッティ・グリーン・レーシングのダリオ・フランキッティの代役をつとめたブライアン・ハータ。IRL初優勝、自身にとってオーヴァル初勝利を手にした。ホンダエンジンは、第2戦フェニックスに次ぐ今シーズン2勝目を飾った。

2位にエリオ・カストロネベス、3位ジル・ド・フェランと、チーム・ペンスキーがポディウムフィニッシュ。ルーキーのロジャー安川は自身最高位の7位でレースを終えた。高木虎之介はマシントラブルによりリタイアした。

ハータの勝因は省燃費走行にあった。終盤、ド・フェラン、トニー・カナーンらリーダーが給油のための“スプラッシュ&ダッシュ”を行うなか、ハータは他車のスリップストリームを使いながら燃料をセーブ。最後の61周を無給油で走りきった。
ハータと同じくピットインを3回に抑えたカストロネベスだったが、トランスミッションの5、6速に問題を抱え、ハータを追い詰めることができず、結局2位に終わった。
ハータは、7.3264秒とIRLにしては大幅なリードをもってトップでチェッカードフラッグを受けた。

スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングのロジャー安川は、14位からスタートし、途中イエローコーションの隙をついて2位まで順位をあげた。最終的には7位でフィニッシュ。「サイドバイサイドのレースを戦ったことに手応えを感じている」と、自身最高位に自信のコメントを残した。

一方、予選で3位につけた高木は、燃料系にトラブルが発生。しぶとくコースに残ったが、92周目にリタイアをきっした。

全16戦中8戦を終えたチャンピオンシップランキングは、このレース4位で終えたカナーンが279点で引き続きトップを堅持。スコット・ディクソンが248点で2位、カストロネベスが247点で3位に迫っている。
エンジン部門のマニュファクチャラーズランキングは、8戦6勝のトヨタが74点でトップ。ホンダが60点、シボレー42点という順位だ。

次戦決勝は、7月19日。ナッシュヴィルの1.33マイルオーヴァルが舞台だ。

(文=webCG 有吉/写真=トヨタ自動車)

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