FIA、2004年F1カレンダーなどを発表

2003.06.27 自動車ニュース

FIA、2004年F1カレンダーなどを発表

国際自動車連盟(FIA)は、パリで行われたモータースポーツカウンシルにおいて、来シーズンのF1カレンダーなどを決定。2003年6月25日に発表した。

■2004年は全17GP

来シーズンのF1は、2003年より1戦増えて17のGPが予定される。ただし今回明らかになったのは日付けのみで、どのサーキットで何GPが開催されるかは未定だ。

一番の注目は、バーレーンでのレースだ。アラビア湾に浮かぶ島々で構成される小国での、中東地域初のGP。レースオーガナイザーはシーズン序盤(3、4月頃)を希望しているというが、はたしてどの時期になるか。

F1エンスージアストにとって気がかりなのは、スパ・フランコルシャンでのベルギーGPが復活するか否か。タバコ広告の禁止問題で今年惜しくもカレンダーからはずれたスパ。名うてのドライバーズサーキットがカレンダーに帰ってくることをファンは願っているのだが・・・・・・。

2004年F1カレンダー(日付けのみ)
3月7日/3月21日/4月4日/4月25日/5月9日/5月23日/6月6日/6月20日/7月4日/7月11日/7月25日/8月15日/8月29日/9月12日/9月26日/10月10日/10月24日

■「2006年からのタバコ広告禁止」を撤回

FIAは、2000年10月に決定した、2006年からのモータースポーツにおけるタバコ広告禁止規則を撤回。その一方で、「チームおよびコンペティター(サーキットオーナー、イベントオーガナイザー、チーム、ドライバーを含む)は、タバコ広告を2006年10月から中止すべきである」という勧告を出した。

全世界的にタバコ広告は排除される運命にあるが、禁止の時期をめぐっては各行政組織の様々な思惑により足並みが揃わずにいる。
当初、欧州連合(EU)は、世界保健機構(WHO)と同じ「2006年10月」という日付けを提示し、FIAもそれに同意した。しかしEUは突如「2005年8月1日」と時期前倒しを発表した。
これに対しFIAは激怒し、マックス・モズレーFIA会長は、2005年後半から2006年にかけてヨーロッパでのGP開催がなくなることや、チームが禁止時期以降にもタバコ広告を継続させる可能性があるなどと、EUを牽制していた。今回のFIAによる禁止撤回は、EUに対し、時期を2006年に戻すようさらなるプレッシャーをかけるのが狙いとされる。

■ラリーでもコスト削減を

F1のみならず、ラリー界でもコスト削減が提案された。
FIAは、ワールドラリーチャンピオンシップコミッションに対し、コストカットを目標とした4案を提示。同コミッションで協議の上、その結果をFIAに早急に返すよう促した。
2004年施行予定の4案とは、テスト制限、ラリーイベント前の調査走行とそれにともなう日数変更、テレメトリー禁止、そしてチームによるサービスを1度に1台とする「フレキシ・サービス」拡大導入と、だいぶ大掛かりなものとなる。

また今回、FIAが、IOC、FIFA、UEFAと並ぶ、EU内におけるスポーツ統括団体として認められたこともあわせて発表された。

(webCG 有吉)

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