メルセデスベンツ「SL350」と「SL600」を追加

2003.06.18 自動車ニュース

メルセデスベンツ「SL350」と「SL600」を追加

ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツの高級ロードスター「SL」クラスに、3.7リッターV6を積むベーシックグレード「SL350」と、500ps(!)を発する5.5リッターV12ツインターボ搭載のトップレンジ「SL600」を追加し、2003年6月16日から販売を開始した。

■新型SL初の右ハンドル

追加設定の「SL350」は、SLクラスのベーシックグレード。搭載されるエンジンは、245psと35.7kgmのアウトプットを誇る、3.7リッターV6SOHC。トランスミッションは、ティップシフト付きの5段ATが組み合わされる。
エクステリアは、17インチ7スポークアルミホイールを装着。インテリアは、本革シートやウッドパネルを採用した。VICS対応DVDナビゲーションシステムやオーディオ、TVなどの機能を統合した「マルチファンクションコントローラー」など、装備内容は充実する。

SLクラスで唯一、右ハンドルが設定されたこともトピック。価格は、1030.0万円となる。

■500psのトップレンジ

「SL600」は、2003年1月の「デトロイトショー」でワールドデビューを飾った、SLクラスのトップレンジ。高級サルーン「S600」と同じ、5.5リッターV12ツインターボを搭載。500ps/5600rpmの最高出力と、81.6kgm/1800〜3500rpmの最大トルクという、途方もないアウトプットを誇る。トランスミッションは5段ATのみ。500psの最高出力は、従来のSLクラスでもっともパワフルな「SL55AMG」と同じだが、最大トルクは10.2kgmも太い。0-100km/hを4.7秒でこなすという動力性能は、ポルシェ「911ターボ」の5段ATモデルより、0.2秒速い。
パワー&重量増に伴い、ブレーキディスクやキャリパーを大型化。タイヤは、フロントが225/40R18、リアは285/35R18サイズの超ヘビー級を履く。

SL600には、電子制御ブレーキシステム「SBC」(センソトロニックブレーキコントロール)に、「SBCホールド」と「SBCストップ」という、2つの新機能が加わった。
SBCホールドは、坂道発進や信号待ちなどで、ブレーキペダルを踏み続けたり、パーキングブレーキを使わなくても、停止状態を維持するというもの。SBCストップは、スイッチレバー操作により、15km/h以下の走行時、アクセルペダルから足を離すと車両を緩やかに停止させるという。ただし、前方障害物との距離を測る機能はないので、状況に応じてドライバーのブレーキ操作は必用だ。

トップレンジらしく、内外装もゴージャスに演出。エクステリアは、18インチの5本スポークアルミホイールや、クローム付きフロントグリルを装着する。インテリアは、ナッパレザーを使用した本革シートや、アルカンタラ製ルーフライニング、本革巻ウッドステアリング&シフトノブなどが採用された。

価格は、もちろんSLクラスでもっとも高い、1670.0万円となる。

(webCGオオサワ)

メルセデスベンツ:http://www.mercedes-benz.co.jp/

 

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

SLの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • メルセデス・ベンツSL400(FR/9AT)【試乗記】 2016.8.31 試乗記 メルセデス・ベンツのフラッグシップロードスター「SL」に試乗。マイナーチェンジを受けて数々の新技術が投入された最新型の走りやいかに? 従来の「SL350」に代わる新しいエントリーグレード「SL400」のステアリングを握った。
  • ポルシェ718ボクスターS(MR/7AT)【試乗記】 2016.11.17 試乗記 350psの2.5リッターフラット4ターボエンジン搭載の「718ボクスターS」に試乗。パワーはもちろん、乗り心地もハンドリングも抜かりなしの718ボクスターSだが、ポルシェにだってできないことはある。それは……。箱根の山道を目指した。
  • 「ポルシェ718ケイマンS」フォトギャラリー 2016.11.15 特集 往年の名車「718」の伝説を継承する、ポルシェの新たなプレミアムスポーツ「718ケイマンS」。新開発のターボエンジンがもたらす卓越した動力性能はもちろんのこと、先進感あふれるスタイリングや上質なインテリアも特長となっている。そのディテールを写真で紹介する。
  • ミドシップスポーツ「718ケイマン」を知る 2016.11.15 特集 2016年春に世界初公開されたポルシェの2シータースポーツ「718ケイマン」が、日本上陸を果たした。新たに開発された水平対向4気筒ターボエンジンや、一段と磨きのかけられた足まわり、こだわりの内外装は、どんな運転体験をもたらすのか。上級モデル「718ケイマンS」に試乗し、その実像に迫った。
  • アストンマーティン・ヴァンキッシュ(FR/8AT)【試乗記】 2016.11.8 試乗記 アストンマーティンのフラッグシップクーペ「ヴァンキッシュ」に試乗。6リッターのV12自然吸気エンジンを搭載するヴァンキッシュには神性すら漂う。人生の最後にはこんな車に乗るに相応(ふさわ)しい男になりたいものである。
ホームへ戻る