フェラーリ「チャレンジ・ストラダーレ」発売

2003.06.17 自動車ニュース
 

フェラーリ「チャレンジ・ストラダーレ」発売

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、フェラーリのニューモデル「チャレンジ・ストラダーレ(Challenge Stradale)」を、2003年6月に発売した。
レザー張りシートとリフト式ウインドウを奢った仕様と、レーシングシートとスライディングウインドウを与えたスポーツ走行向けタイプを用意。価格は、2130.0万円。デリバリーは11月の予定で、今年は22台を導入するという。

 

2003年のジュネーブショーでお披露目されたフェラーリ「チャンレンジ・ストラダーレ」は、「360モデナ」「360スパイダー」と同様、3.6リッターV8ユニットを搭載したロードゴーイングカー。360モデナのシャシーをベースに、「フェラーリ・チャレンジ・インターナショナル・チャンピオンシップ」やFIA GT選手権などレースフィールドで得たノウハウを継ぎこんだ、「レーシングカーの真髄を提案」(プレスリリース)するモデルである。

150×1800mmのウィング装着などにより、360モデナ比でダウンフォースを50%アップ。一方、Cd値は0.335と360モデナと同レベルにしたという。カーボンミラー、「チャレンジタイプ」の19インチホイールなどが外観上の識別点だ。

ベースモデル同様にアルミを用いたボディは、全長×全幅×全高=4427×1922×1199mm、ホイールベース2600mmというディメンション。チタン素材をサスペンション、ホイールのボルト、ダンパーに、またF1からフィードバックしたというカーボン素材をドアパネルなどに採用し、110kg以上のダイエットに成功。乾燥重量を1180kgとした。

ミドにマウントされる心臓部の3.6リッターV8は、最高出力426ps/8500rpm、最大トルク38.0kgm/4750rpmを発生。360モデナより26psパワーアップされた。

トランスミッションは、ステアリング裏のパドルでシフトできるクラッチレスMT「F1ギアボックス」。「スポーツ」か「レース」モードを選び、トラクションコントロール(ASR)を含む車体制御システムを最適化する。ASRオフ状態でレースモードを選択すれば、F1同様ローンチコントロールが味わえるという。なお、オートマチックモードは設定されない。

ハイパワー化にともない、ストッピングパワーも増強。ブレンボと共同開発したというブレーキは、カーボンセラミックディスク(CCM)とアルミ製ブレーキキャリパーの組み合わせ。前6ポッドキャリパー(直径380mm、厚さ34mm)、後4ポッド(同350mm、34mm)で、制動力は360モデナ比15%向上したという。

(webCG 有吉)

 

フェラーリ「チャレンジ・ストラダーレ」:
http://www.ferrari.it/cgi-bin/fworld.dll/ferrariworld/scripts/gt/production/cars_oggi_intro.jsp?title=CHALLENGE_STRADALE&carIdx=6

関連キーワード:
チャレンジストラダーレフェラーリ自動車ニュース

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • フェラーリGTC4ルッソT(FR/7AT)【試乗記】 2018.3.12 試乗記 V8ターボエンジンを搭載するフェラーリの4シーター「GTC4ルッソT」に試乗。その走りにはどんな特徴があるのか。12気筒エンジンやMRの駆動方式を採用する、ほか多くの“跳ね馬”に接してきた清水草一がリポートする。
  • フェラーリ488ピスタ(MR/7AT)【海外試乗記】 2018.5.9 試乗記 ジュネーブモーターショーでお披露目されたフェラーリのスペシャルモデル「488ピスタ」に公道とサーキットで試乗。モータースポーツで得た技術を注ぎ込んで徹底的な軽量化とパワーアップを果たした最新モデルは、圧倒的なスピードと走りの快感をあわせ持っていた。
  • フェラーリ812スーパーファスト(FR/7AT)【海外試乗記】 2017.8.1 試乗記 車名の「812」とは“800psの12気筒”の意。FRのロードゴーイング・フェラーリとしては、史上最強かつ最速を掲げる「812スーパーファスト」。その実力をフェラーリのホームグラウンド、フィオラーノ・サーキットで解き放った。
  • 谷口信輝の新車試乗――フェラーリ812スーパーファスト(前編) 2018.6.14 mobileCG 最高出力800psを誇る“跳ね馬”「812スーパーファスト」に、レーシングドライバー谷口信輝が試乗。「史上最強・最速のロードゴーイング・フェラーリ」とうたわれるスーパースポーツの印象を報告する。
  • ポルシェ911カレラT(RR/7MT)【レビュー】 2018.5.22 試乗記 徹底した軽量化やパワートレインの変更などにより、強烈なドライビングプレジャーを追求したという「ポルシェ911カレラT」。母国ドイツの道でむちを当ててみると、一段と凝縮された“911のよさ”を味わうことができた。
ホームへ戻る