ラリーマシンのイメージを反映したスズキ「スイフト・スポーツ」

2003.06.17 自動車ニュース

ラリーマシンのイメージを反映したスズキ「スイフト・スポーツ」

スズキは、小型乗用車「スイフト」に、ジュニア世界ラリー選手権(JWRC)に参戦しているマシンの技術とイメージを反映させたというスポーティモデル「スイフト・スポーツ」を追加設定。同時に「スイフト」をマイナーチェンジし、2003年6月12日に発売した。

■“スポーツ”スズキのアイコン

近年、モータースポーツ活動を積極的に推進しているスズキは、2002年から、世界ラリー選手権(WRC)のエントリークラスであるJWRC(元スーパー1600クラス)に、「イグニス」(「スイフト」の海外名)で参戦。今シーズンは6月の第3戦アクロポリスで2、3、4位に入るなど成績を残している。

「スイフト・スポーツ」は、そんなラリーマシンのイメージを踏襲したスポーティモデル。エアロパーツなどに加え、エンジン、足まわりなどに専用チューンを施した、いわば“スポーツしているスズキ”のアイコンである。

3ドアのボディは、JWRCで培った最新のエアロダイナミクス理論により設計されたという、専用のフロント/リアバンパー、オーバーフェンダー、サイドスプラッシュガード、ルーフエンドスポイラーで“武装”。車内は、レカロ社製シート、本革巻きステアリングホイール&シフトノブ、カーボン調塗装などでスポーティ感を煽る。

足まわりでは、専用チューンのサスペンションを採用。フロントサスペンションの取り付け部には、剛性を上げる目的で大径のパフォーマンスロッドを配した。さらに185/55R15タイヤ&アルミホイールの奥には、ディスクブレーキが4輪に備わる。

心臓部となるエンジンは、オールアルミ製の1.5リッター直4 DOHC「M15A」型。アルミ鍛造ピストン、カムシャフト、VVT(可変バルブタイミング)機構、専用ECUなどを盛り込んだほか、インテーク/エキゾーストマニフォルドを見直すなどし、最高出力115ps/6400rpm、最大トルク14.6kgm/4100rpmを発生させるにいたった。
組み合わされるトランスミッションは、クロスレシオの5段MTのみだ。
価格は119.0万円。

■主な変更は内外装

ノーマル「スイフト」のマイナーチェンジは、「超-低排出ガス車」認定(4WD車は「優-低排出ガス車」)を受けた以外は、主に内外装の変更に留まる。

フロントグリル、フルホイールキャップを新デザイン化。スポーティな「SF」グレードには、新意匠のアンダースポイラー、フォグランプが与えられた。さらにアンテナ位置が変わり、樹脂製リアワイパーアーム、ブルーリフレクター式ヘッドランプ、クリアサイドターンランプなどが備わった。

インテリアでは、ステアリングホイールとメーターパネルが新デザインとなるほか、リアシートの着座位置変更、新設計ドアトリムによる室内幅拡大などで、居住性の向上を図った。

また、電動格納機能付きリモコンドアミラー、CDステレオ、運転席シートリフターなどの装備を標準とする、上級グレード「SG-X」が追加設定されことも新しい。

ラインナップは、全グレードにおいて1.3リッター直4DOHCエンジンを搭載。FFと4WD、5MTと4ATを揃える。価格はベーシックな「SE-Z」が79.0万円から99.5万円まで、スポーティな「SF」は99.8万円から120.3万円、上級「SG-X」は86.5万円から107.0万円となる。

スズキ「スイフト」:
http://www.suzuki.co.jp/dom4/lineup/swift/
同「スイフト・スポーツ」:
http://www.suzuki.co.jp/dom4/lineup/swift_sport/index.html

 
ラリーマシンのイメージを反映したスズキ「スイフト・スポーツ」の画像


 
ラリーマシンのイメージを反映したスズキ「スイフト・スポーツ」の画像

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

関連記事
  • 設計一新 スズキが新型「スイフト」を発表 2016.12.27 自動車ニュース スズキが新世代プラットフォーム「ハーテクト」を採用した新型「スイフト」を発表。従来モデルから大幅な軽量化を実現したほか、直噴ターボ車やマイルドハイブリッドを設定するなど、パワーユニットの拡充も図られている。
  • 「トヨタ・ヴィッツ」にハイブリッドモデルが登場
    2017.1.12 自動車ニュース トヨタ自動車は2017年1月12日、コンパクトカー「ヴィッツ」にマイナーチェンジを施し、販売を開始した。今回はハイブリッドモデルの追加設定が最大のトピック。さらに、エクステリア、シャシー、安全装備などにも改良が施された。
  • 【デトロイトショー2017】ホンダ、北米向け新型「オデッセイ」を世界初公開
    2017.1.11 自動車ニュース 本田技研工業の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは2017年1月9日(現地時間)、北米国際自動車ショー(通称:デトロイトショー/開催期間:2017年1月8日~22日)で、北米向けの新型「オデッセイ」を世界初公開した。
  • フォルクスワーゲンが「ゴルフトゥーラン」の安全装備を強化 2017.1.6 自動車ニュース フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、コンパクトミニバン「ゴルフトゥーラン」の安全装備を強化。3モデルに対して、「トラフィックアシスト」を標準装備またはオプション装備とし、2017年1月6日に発売した。
  • ルノー・トゥインゴ ゼン(RR/5MT)【試乗記】 2017.1.6 試乗記 「ルノー・トゥインゴ」に追加されたエントリーグレード「ゼン」の、自然吸気エンジン+5段MTモデルに試乗。ベーシックであることを突き詰めたフレンチコンパクトには、普通であることの素晴らしさが凝縮されていた。
ホームへ戻る