IRLパイクスピーク、ディクソンV

2003.06.16 自動車ニュース

IRLパイクスピーク、ディクソンV

IRLインディカーシリーズ第6戦決勝が、2003年6月15日、米コロラド州のパイクスピーク・インターナショナル・レースウェイ(1マイルオーヴァル/約1.6km)を225周して行われた。トヨタエンジンを駆るスコット・ディクソンが、フロリダでの開幕戦以来の勝利を飾り、今シーズン2勝した初めてのドライバーとなった。
2位はホンダエンジンユーザーのトニー・カナーン、3位には、4月のバイク事故から復帰したダリオ・フランキッティを振り切り、インディ500ウィナーのジル・ド・フェランが入った。

決勝日、標高1800m、コロラド山脈の南部に建てられたショートオーヴァルは快晴に恵まれた。
およそ1時間半のレース中、フルコースコーションが出されたのは4回だけ。最初の100周はイエローなしの全開走行が続いた。
序盤、ポールシッターのカナーン、チームペンスキーのエリオ・カストロネベスとド・フェラン、ディクソンのチームメイト、トーマス・シェクターらがリードする間、予選6位からスタートしたディクソンは虎視眈々と上位を狙いながら走行を重ねた。

142周目、ディクソンはド・フェランをオーバーテイクしトップに踊り出た。途中、マシンバランスをコックピット内で調整する「ウェイトジャッカー」が効かなくなるトラブルに見舞われたが、追いすがる後続車の先行を許さなかった。

残り5周という時点で、ロジャー安川がコンクリートウォールにヒットしイエロー。徐行走行のままチェッカードフラッグがおろされた。

最近好調な高木虎之介は、1周遅れの6位完走を果たした。

チャンピオンシップでは、ウィナーのディクソンが168点で7位から2位にジャンプアップ。そのわずか1点差に、ド・フェラン、カストロネベス、アル・アンサーJr.が待ち構えている。
第2戦で優勝、2位2回、3位1回、4位1回とコンスタントにポイントを稼いでいるカナーンが217点でトップを守っている。

次戦の舞台はヴァージニア州リッチモンドのショートオーヴァル。決勝レースは、6月28日、土曜の夜に行われる。

(文=webCG 有吉/写真=トヨタ自動車)

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