「対向型ブレーキのメリットは?」

2003.06.14 クルマ生活Q&A ブレーキ

「対向型ブレーキのメリットは?」

2000年型の「スバル・レガシィB4 RSK(5MT)」に乗っております。近いうちにブレーキを強化しようと考えており、先代インプレッサの対向4ポッドキャリパーをフロントに装着する案が挙がっています。ブレーキローター径とパッド面積はほとんど同じです。ブレーキの制動力やフィーリングに向上は見られるでしょうか?(愛知県・SSさん)

お答えします。現在主流のフローティングタイプのブレーキキャリパーの場合、可動側でないモノブロックを、片側だけで留めているため、左右から固定できる対向ピストン式キャリパーと比較すると、相対的に取りつけ剛性が低くなります。
フローティングブレーキの場合、ハイスピードから急激な減速を行うと、一時的にキャリパーがひずんでしまいます。その状態でブレーキペダルを踏むと、踏みごたえがあまくなり、しっかりとした感じが失われてしまうことがあるのです。両側から固定できる対向式なら、まずこんなことはありません。

ですから、フローティング式からピストン対向型に交換すれば、それなりに効果はあります。大きな制動力を繰り返したときの効果は、ないはずがありません。ただ、日常的な使い方、通常のブレーキングで絶大な効果を実感することは期待できないかもしれません。

いうまでもないことですが、ブレーキは最も重要な部品のひとつです。メーカーで指定しているキャリパーとはいえ、交換取り付けには細心の注意が必要。ディーラーや専門店で相談し交換することをお薦めします。

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