Fニッポン第4戦、脇阪が今シーズン初優勝

2003.06.09 自動車ニュース

Fニッポン第4戦、脇阪が今シーズン初優勝

全日本選手権フォーミュラニッポンの第4戦が、2003年6月8日、栃木県のツインリンクもてぎ(4.801km)を55周して行われた。同シリーズ7年目の脇阪寿一が今シーズン初、通算4勝目をあげ、所属する「TEAM22」に初勝利をもたらした。


【写真上】ポール・トゥ・ウィンを飾った脇阪寿一。2位の本山哲が後ろから狙うが・・・・・・
【写真下】表彰台の中央に脇阪。TEAM22にとっては初めての勝利となる。2位は予選16位から這い上がった井出有治(左)、3位はリチャード・ライアンだった

スタートでは、予選3番手、ポイントリーダーの本山哲がトップを奪い、ポールシッターの脇阪、土屋武士らが続いた。しかし後続集団で大クラッシュ発生。オープニングラップの第3コーナー、小暮卓史がブレーキングを誤り、ブノワ・トレルイエの左リアに乗り上げた。小暮のマシンは宙を舞いコースアウト。野田英樹が巻き添えを食らってコース外に飛び出した。




この事故で赤旗中断。およそ20数分後に再スタートがきられた。2回目は脇阪が土屋、本山を従えて走行。タイヤ交換により、土屋と本山のポジションが変わった。2位本山は猛プッシュでリーダーの脇阪に追いすがる。脇阪も負けずに応戦し、トップ争いは一時1秒内の接戦にもつれこんだ。

終盤、スピンした松田次生のマシン撤収のためセーフティカーが導入。その間、本山はなんと痛恨のスピンをきっし、最後尾まで順位を落としてしまった。そして再スタート後には、脇阪を追うもう一方のライバルも自滅。土屋がコースアウト、4位に後退したことで、脇阪にとっては楽な展開となり、チェッカードフラッグが振られた。


大クラッシュの瞬間。ブレーキングでミスした小暮卓史のマシンは、ブノワ・トレルイエと接触し、宙を舞った。幸い小暮には大きな怪我はなかった

2位は予選16位から這い上がってきた井出有治。3位にはリチャード・ライアンが入り、表彰台にあがった。

ドライバーズランキングは、開幕3連勝を飾った本山が30点で引き続きトップ。2位井出との差は17点ある。脇阪はポイントを12点とし、3位に上昇した。

次戦決勝は7月6日、鈴鹿サーキットで開催される。

(文=webCG 有吉/写真=KLM Photographics J)

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