インディ500、ド・フェラン/トヨタが初制覇!

2003.05.26 自動車ニュース

インディ500、ド・フェラン/トヨタが初制覇!

インディカーシリーズ(IRL)第4戦「第87回インディアナポリス500マイル」決勝が、2003年5月25日、米インディアナ州のインディアナポリス・モータースピードウェイ(2.5マイル/約4km)を200周して行われた。伝統のレースを制したのは、Gフォース/トヨタエンジンを駆ったジル・ド・フェラン。同レース自身初優勝を飾った。またトヨタは、日本メーカー初のインディ500ウィナーとなった。


2度CARTチャンピオンに輝いた経歴の持ち主、ジル・ド・フェランは、200周(約800km)の長丁場の169周目、チームメイトでインディ500連勝中のエリオ・カストロネベスを抜き、そのままトップでゴールした。ちなみに両者はブラジル人

2位は、エリオ・カストロネベスのダッラーラ/トヨタ。惜しくも史上初の3連覇を逃したが、インディ500最多勝記録をもつロジャー・ペンスキー率いるチームペンスキーは、13回目の勝利を1-2フィニッシュで決めた。同チームは、1993年以来、予選を通過したすべてのインディ500で優勝している(1993年エマーソン・フィッティパルディ、94年アル・アンサーJr.、95年予選通過ならず、96-00年不参加、01-02年カストロネベス)。

3位は、ダッラーラ/ホンダをドライブしたトニー・カナーン、4位トーマス・シェクター(Gフォース/トヨタ)。7番手スタートの高木虎之介(Gフォース/トヨタ)は、ルーキーながら終始安定した走りを見せ、日本人過去最高位の5位に入った。同じく初出場のロジャー安川(ダッラーラ/ホンダ)は10位、中野信治(ダッラーラ/ホンダ)は14位完走。服部茂章(ダッラーラ/トヨタ)はマシントラブルで序盤にリタイアした。


ルーキーの高木虎之介は、終始安定したペースで見事5位完走(写真はトヨタ自動車)

9回のイエローコーションが出された今回、ド・フェラン、カストロネベス、スコット・ディクソン、シェクターなどメジャードライバーがトップを走行。
このレース限りで現役ドライバーを引退するマイケル・アンドレッティは、初優勝の夢を叶えるべく、タイミングボード最上にその名を留めていたが、レースのちょうど真ん中でマシントラブルが発生。アメリカンレーシングの巨星は、静かにヘルメットを脱いだ。

練習走行、予選と、「マンス・オブ・メイ(5月)」中好調さを顕示していた高木は、レース序盤から常にトップ集団に食らいつき好走。終盤、ピットで定位置を過ぎてしまった以外は目立ったミスもなく、初インディで見事5位完走を果たした。

(webCG 有吉)

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