ボルボ史上最強の「Rシリーズ」限定発売

2003.05.22 自動車ニュース
 

ボルボ史上最強の「Rシリーズ」限定発売

ボルボカーズジャパンは、300psを発するエンジンを搭載したハイパフォーマンスセダン「S60R」とワゴン「V70R」を、2003年5月22日に台数限定で発売する。


【写真上】「S60R」
【写真下】「V70R」
 

■「Rシリーズ」再び

ボルボのアッパーミドルセダン「S60」と、日本でも人気の高いプレミアムワゴン「V70」に、“ボルボ史上最強”という300ps(!)の高出力2.5リッターエンジンを積むハイパフォーマンスモデル「S60R」「V70R」が登場した。本国には6段MT仕様もあるが、日本に導入されるのは5段ATのみ。駆動方式は4WD、ボルボがいうところの「AWD」(全輪駆動)だ。ハンドル位置は左右どちらでも選べる。615.0万円のS60Rが200台、645.0万円のV70Rは700台の限定販売。受注生産のため、注文から納車まで約3ヶ月かかるという。

S60R、V70Rは、ボルボが2001年の東京モーターショーに参考出品した「PCC」(パフォーマンスコンセプトカー)の市販モデル。1995年に限定生産された「850T-5R」を起源とする、ボルボの高性能バージョン「Rシリーズ」の第2世代と位置付けられる。
ニューRシリーズのコンセプトは、「世界で最も安全で、最もエキサイティングなドライビング体験を提供する」(広報資料)こと。相反する目標を達成するため、「FOUR-C」(Continuously Controlled Chassis Concept)と呼ばれる、電子制御連続可変ショックアブソーバーを採用。高性能スポーツカーとラクシャリーカーの要素を融合させた、と謳われる。

■新技術「FOUR-C」

パワーソースは、両モデルとも2.5リッター直5 DOHC20バルブターボ。ボルボではお馴染みのユニットだが、KKK社製大径ターボ、大型ツインインタークーラー、可変バルブタイミング機構(CVVT)などを備え、300ps/6000rpmと35.7kgm/1850〜6000rpmを発生する。高出力に対応すべく、ブレーキは前後ともR専用の330mmベンチレーテッドディスクと、ブレンボ製4ポッドキャリパーに換装された。

新型Rジマンの技術が、電子制御連続可変ショックアブソーバー「FOUR-C」だ。サスペンションやステアリング、加速度センサーなどの情報から、縦横の動きやロール状態をコンピューターが判断。1秒間に500回の頻度でショックアブソーバーを調整し、高い接地性を確保。車両安定性を高める「DSTC」(ダイナミックスタビリティ&トラクションコントロール)と連動し、あらゆる状況で高い限界性能を維持するという。インパネ中央のスイッチで、「コンフォート」「スポーツ」「アドバンスドスポーツ」、3種類のダンピング特性をドライバーが任意に選ぶことができる。

■“プレミアム”なインテリア

内外装も変更。フロントデザインは、空力とエンジン冷却効果の向上を図ったRシリーズのオリジナル。5本スポークアルミホイールと、235/45R17サイズのスポーティなタイヤで足元をキメる。先代Rでは、ボディカラーは黄色か黒の2色のみだったが、今回は専用色「フラッシュグリーンメタリック」と「チタニウムグレーパール」を含む、全6色から選べるようになった。

インテリアは、オフブラックとアルミニウムを基調に、ブルーでアクセントを加えた意匠で統一。シートは、ダークブルーまたはベージュの「プレミアムソフトレザー」を用いた専用スポーツシートを装着する。オプションで、牛10頭に2頭の割合でしか得られないという高級レザー「エクスクルーシブナチュラルハイド」も選択できる。
快適装備として、「C70カブリオレ」が世界で初めて標準搭載したという、ドルビーサラウンド&サブウーハーなどが付いた「プレミアムサウンド・オーディオシステム」を装着するなど、プレミアム性を高める内容とした。

オプション価格などの詳細については、ボルボのフリーダイヤル(電話0120-55-8500)にお問い合わせのこと。
なお『webCG』では、自動車ジャーナリスト河村康彦氏による「S60R」&「V70R」のインプレッションを掲載しているので参照されたし。

ボルボS60R/V70R【海外試乗記】(2003/02/14):http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000012739.html

(webCGオオサワ)

ボルボカーズジャパン:
http://www.volvocars.co.jp/

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