「ブースターケーブル、接続の順番」

2003.05.21 クルマ生活Q&A バッテリー

「ブースターケーブル、接続の順番」

質問します。バッテリーがあがってしまって、ブースターケーブルで他のクルマのバッテリーと接続する場合、プラグを接続する順番があります。あれにはどんな意味があるのですか? 間違えると大変なことになりますか? また新しいバッテリーに自分で交換する際も、やはり守るべき順番があるのでしょうか。(SHさん)

お答えします。バッテリーがあがったときは、ブースターケーブルを、
(1)故障車の「プラス」から救援車の「プラス」へつないでから、
(2)救済車の「マイナス」から故障車の「エンジンブロック」につなげてください。

この順番は、爆発事故を防ぐためのものです。
故障車と救済車の端子を、誤って「プラス」「マイナス」でつなげてしまえば、ショートしてバッテリーが破裂する危険がありますので、くれぐれも気をつけてください。
ショート以外にも爆発の可能性はあります。乗用車のバッテリーには、6個の栓があります。そこには小さな穴が開いていて、バッテリーから出る「水素ガス」と「酸素ガス」を逃がしています。ケーブルの一端を「エンジンブロック」につなげるのは、火種の可能性をなるべくバッテリーから遠ざけて、ガスへ引火しないようにするという意味があるのです。
さらに、エンジンブロックにつなげることで、電気がより流れやすくなるという副次的メリットもあります。

もっとも最近では、栓のない「完全密閉式」や「メンテナンスフリー」のバッテリーもあります。これらは、引火の危険性は低いと考えられます。

バッテリー交換時ですが、これはまず「マイナス」から外します。先に「プラス」を外すと、ちょっとでもボディやエンジンに工具が触れただけでショートしてしまいますからね。付けるときはまず「プラス」から取り付け、次に「マイナス」を付けます。この順番で作業すれば問題ないでしょう。

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