フォード「フォーカス」にスポーティな3ドア登場!

2003.05.15 自動車ニュース
 

フォード「フォーカス」にスポーティな3ドア登場!

フォードジャパンリミテッドは、欧州フォードが手がけるハッチバック「フォーカス」に、日本初の3ドアにして、ちょっとホットな173psモデル「ST170」を追加設定、2003年5月14日に発売した。

 

■待望のスポーツフォーカス

「フォーカス」といえば、世界ラリー選手権(WRC)で奮闘する、スポーティなイメージがウリ。ところが、2000年の導入以来、わが国に投入されたラインナップは、ベーシックな5ドアの1.6リッター「GLX」「GHIA」と2リッター「GHIA」「TREND」。本国で販売される、215psの2リッターターボ搭載「RS」といったスポーツバージョンをディーラーで手に入れることはできなかった。

今回発売された「ST170」は、欧州フォードの特殊車両開発部門「SVE(Special Vehicle Engineering)」が開発を担当した、RSに次ぐスポーツモデル。日本にはこれまでなかった3ドアボディに、173psを発する新エンジン「デュラテックST」ユニット、ゲトラク製6段マニュアルトランスミッション、専用チューニングされたサスペンションなどを盛り込んだ、「ST(Sport Technologies)」仕様のホットハッチである。

価格は、300.0万円。



 

■パワーだけでなく、扱いやすく

2リッター直4 DOHC16バルブ「デュラテックST」エンジンは、最高出力173ps/7000rpm、最大トルク19.9kgm/5500rpmを発生。ノーマルの2リッター「ゼテック」ユニットより、42psパワフルで、1.7kgmトルクフルだ。

パワーだけでなく、扱いやすさを追求し、SVEが吸排気機構をファインチューン。具体的には、吸排気効率向上を目的とした大型の吸排気ポート&バルブ、吸気効率アップのための連続可変バルブタイミング(VVT)機構、低中速域のトルクと高速域の加速性能を両立させる、管長可変式のデュアルステートインテークマニフォルドなどを採用。大口径ステンレス材でできたエキゾーストシステムでは、排気音にもこだわったという。
組み合わされるトランスミッションは、ゲトラクが新開発した6段MTだ。



 

サスペンションは、前マクファーソンストラット、後マルチリンクと、形式はノーマルモデルと同じ。前後スプリングを10%ハードにしたほか、ダンパーに直径27mmの大径ロッドを採用するなどし、さらなる走行安定性と快適性の向上を図った。

パワーアップにともない、ストッピングパワーも増強。フロント300mm、リア280mmの専用大径ブレーキディスク、専用キャリパー&パッドを奢った。加えて、ABSとTCS(トラクションコントロールシステム)を総合制御するESP(エレクトロニックスタビリティプログラム)を標準装備した。

エクステリアは、プロジェクタータイプのフロントフォグランプ、リアルーフスポイラーでスポーティさを演出。足もとは、215/45ZR17タイヤ&17インチアルミホイールでキメる。
またインテリアには、スポーツモデルの定番、レカロ製のハーフレザースポーツバケットシートや、本革シフトノブ&ブーツ/パーキングブレーキブーツ、シルバーのメーターパネル、メタリックペダルカバーなどを付与。油温計と油圧計も備わる。

ボティカラーは「インペリアルブルー」と「パンサーブラック」の2色。内装はブラックのみとなる。

(webCG 有吉)

 

フォードジャパンリミテッド「フォーカスST170」:
http://www.ford.co.jp/focus/st170/

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

フォーカスの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • ルノー・トゥインゴ ゼン(RR/5MT)【試乗記】 2017.1.6 試乗記 「ルノー・トゥインゴ」に追加されたエントリーグレード「ゼン」の、自然吸気エンジン+5段MTモデルに試乗。ベーシックであることを突き詰めたフレンチコンパクトには、普通であることの素晴らしさが凝縮されていた。
  • シトロエンC4カクタス(FF/5AT)【試乗記】 2016.12.28 試乗記 シトロエンの小型クロスオーバーモデル「C4カクタス」に試乗。1.2リッター直3自然吸気エンジンと5段ETGがもたらすのんびりとした走りには、どこか「2CV」に通じる、フランス車の原点的な味わいがあった。
  • フォード・フォーカス スポーツ+ エコブースト(FF/6AT)【試乗記】 2015.11.24 試乗記 ビッグマイナーチェンジを受けた「フォード・フォーカス」に試乗。より精悍(せいかん)な顔つきと、高効率な1.5リッターターボエンジンを得た最新型、その実力やいかに?
  • フォード・フォーカス スポーツ+ エコブースト(FF/6AT)【試乗記】 2015.10.23 試乗記 大規模なマイナーチェンジを受けた「フォード・フォーカス」に試乗。1.5リッターのエコブーストエンジンや、よりしなやかなサスペンションなどによってフィジカルを高めた最新型は、ライバルから“ハンドリング王”のタイトルを奪回できるのか?
  • 第24回 300万円は出せません!! 2017.1.10 エッセイ 清水草一の話題の連載。第24回は「300万円は出せません!!」。新春から新テーマに突入。ヨーロッパでディーゼル車の魅力にハマった筆者が、日本で買えるお手ごろ価格のモデルを次々と斬る! 果たして、カーマニアの眼鏡にかなうのは? 
ホームへ戻る