イギリスの名門「MG」と「ローバー」の正規輸入開始

2003.05.15 自動車ニュース

イギリスの名門「MG」と「ローバー」の正規輸入開始

2003年5月14日、オートトレーディングルフトジャパン(ATLJ)は、英国「MGローバーグループ」と日本における正規輸入総代理店契約を結んだと発表した。ATLJは「MGローバー日本」を設立し、同年7月頃から「MG」と「ローバー」ブランドの輸入販売を行う。


【写真上】左から、MGローバー国際マーケットセールス&マーケティングディレクター、ジョン・トウィーディー氏、同じくセールス&マーケティングディレクターのジョン・サンダース氏、そしてMGローバー日本代表の南原竜樹氏。
【写真下】ミドシップスポーツ「MG TF」。かつて日本にも導入されていた「MGF」の発展モデルだ。

英国の名門ブランド「MG」と「ローバー」が日本に正規輸入されるのは、約3年ぶりのこと。代理店業務を行うのは、輸入車販売大手のATLJで、当面は、全国のATLJ直営店6店舗を「MGローバー」の店舗として、販売をスタートさせる。


ローバー「75」のエンジンと前輪駆動システムを使う、MGのスポーティセダン「MG ZT」。2.5リッターV6を搭載し、チューニングの違いにより160ps、180ps、190psの3種類が用意される。

導入されるモデルは、MGがミドシップスポーツ「MG TF」、スポーティサルーンの「MG ZT」と、ワゴンバージョン「MG ZT-T」の3種類。ローバーは、4ドアサルーン「75サルーン」と、エステート「75ツアラー」の2車種が予定される。販売価格や導入されるグレードについては現在検討中とのことだが、英国車ファンには嬉しいニュースとなりそうだ。


「MG ZT」のワゴンバージョン「MG ZT-T」

販売計画について、MGローバー日本の南原竜樹代表によれば、2003年はMGとローバーブランドの認知度向上や、販売体制の強化を優先するが、2004年は1800台の販売を目指すという。


ローバーのトップレンジ「75サルーン」。欧州でのエンジンラインナップは、1.8リッター直4、2リッターV6、2.5リッターV6と、2リッターコモンディーゼルターボの4種類。

MGとローバーは、かつては「ランドローバー」や「MINI」ブランドを包括する「ローバーグループ」に属していた。1994年、BMWが同グループを買収したが、業績不振により、2000年にランドローバーをフォードグループに、MGとローバーはイギリスのフェニックスグループに売却し、MINIだけがBMWの手元に残った。


2001年に登場した、エステートの「75ツアラー」。本国では「75エステート」と呼ばれる。

フェニックスにわたったMGローバーは、「MGXパワー」の名前でレースシーンに打って出、ルマン24時間レースなどに出場した。販売面では、欧州以外の市場に拡大する戦略に乗り出した。今回の日本進出もその一環とみられる。

(webCGオオサワ)

オートトレーディングルフトジャパン:http://www.autotrading.co.jp/

MGローバーグループ(英文):http://www.mg-rover.com/

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