キャディラック「CTS-Vシリーズ」を発表【ニューヨークショー03】

2003.05.01 自動車ニュース

【ニューヨークショー2003】キャディラック「CTS-Vシリーズ」を発表

2003年4月16日から27日まで開催された「ニューヨーク国際オートショー」において、ゼネラルモーターズは、キャディラックのスポーティセダン「CTS」の高性能バージョン「CTS-Vシリーズ」を発表した。

「Vシリーズ」とは、GM本社に設立された「GMパフォーマンス部門」が専用で開発にあたる、キャディラックの量産モデルをベースとした高性能バージョン。「CTS-V」はその第1弾で、エンジンの高出力化はもちろん、足まわりの強化、内外装変更などが行われた。
2003年第4四半期から北米市場に導入。残念ながら、日本での販売予定はないという。

エクステリアにおいては、空力性能アップやフロントブレーキ冷却のため、フロントまわりを改良。バンパー上下に備わるステンレス製メッシュグリルは、ユニークなフロントマスクを演出するとともに、エンジンルームに流れ込む整流性能の改善に一役かうという。オリジナルのサイドシルと、リアからのぞくデュアルエキゾーストシステムも、ノーマルモデルと違う。
インテリアでは、メーター周囲にサテンクロームメッキを施してスポーティを演出したほか、黒地に白文字のメーターを採用し視認性を向上させた。インパネ内に収まる「ドライバーインフォメーションセンター」と呼ばれる2つのディスプレイには、最大(および瞬間)横G、オイルやトランスミッションの油温と油圧、タイヤ空気圧など、さまざまな情報が表示される。

パワーソースは、アルミブロックの5.7リッターV8エンジン。400psの最高出力と53.8kgmの最大トルクを発生し、6段MTを介して後輪を駆動する。高トルクに対応するため、ドライブシャフトは剛性の高い70mm径が用いられた。
「CTS」と同様、ドイツのニュルブルクリンクサーキットでテスト走行を重ねセッティングされた足まわりは、新たに専用ショックアブソーバーとリアスタビライザーバーが装着された。リアアクスルには、LSDが標準で備わる。タイヤサイズは18インチ、ブレーキは前後とも4ピストン式キャリパーを備え、フロントにはブレンボ社製が奢られた。
標準装備の電子制御アクティブセーフティ機構「スタビリトラック」は、4つの走行モードを備え、なかにはサーキット走行専用モードも含まれるという。

(webCG 本諏訪)

「ニューヨーク国際オートショー」:
http://www.autoshowny.com/
「日本ゼネラルモーターズ」:
http://www.gmjapan.co.jp/

 
キャディラック「CTS-Vシリーズ」を発表【ニューヨークショー03】の画像

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

CTSセダンの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • キャデラックCTS-Vセダン スペックB(FR/8AT)【試乗記】 2016.7.23 試乗記 “コルベットの心臓”を持つキャデラックのハイパフォーマンスセダン「CTS-V」。最高出力649ps、最大トルク87.2kgmを発生するV8ユニットに目を奪われがちだが、実際の走りはどうなのか? パワーだけにとどまらない同車の魅力を紹介する。
  • 第4回:究極のATSセダンの実力は?(最終回)
    キャデラックATS-Vに試乗する
    2016.11.24 特集 2カ月にわたってお届けしてきた「キャデラックATSセダン」の長期試乗記もいよいよ最終回。今回は470psを誇る3.6リッターV6ツインターボエンジン搭載のスーパーセダン「ATS-V」の走りをリポートする。
  • アウディS4(8AT/4WD)【試乗記】 2016.11.25 試乗記 アウディA4」の高性能バージョンである「S4」が登場。最高出力354ps、0-100km/h加速4.7秒をマークする、最新スポーツセダンの実力とは? 艶(あで)やかなミサノレッドに身を包んだプレミアムな一台に試乗した。
  • メルセデス・ベンツGLC350e 4MATICスポーツ(4WD/7AT)【試乗記】 2016.11.23 試乗記 「メルセデス・ベンツGLC」シリーズに加わったプラグインハイブリッド車の「GLC350e 4MATICスポーツ」に試乗。EV走行が身近に味わえ、しかもアクセルを踏めば迫力の加速を披露する緩急自在の“パワーハイブリッド”の実力やいかに?
  • 「メルセデスAMG GT R」、ドイツで受注を開始 2016.11.22 自動車ニュース 独ダイムラーは2016年11月21日(現地時間)、「メルセデスAMG GTロードスター/AMG GT Cロードスター/AMG GT R」の受注をドイツ本国で開始した。デリバリーは2017年春を予定している。
ホームへ戻る