Fニッポン第3戦、本山が開幕3連勝

2003.04.28 自動車ニュース

Fニッポン第3戦、本山が開幕3連勝

全日本選手権フォーミュラニッポン第3戦の決勝が、2003年4月27日に山口県の「MINEサーキット」で行われた。70周で行われるレースは、「TEAM IMPUL」所属の本山哲がポールトゥーウィンで制し、開幕3連勝。2位には土屋武士(Team LeMans)、3位に井出有治(COSMO OIL CERUMO)が入った。

スタートは、ポールポジションをとった本山がホイールスピンをおこして出遅れ、2番グリッドの土屋がトップで第1コーナーに進入。後方で、金石年弘(Team LeMans)と小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)、井出有治(COSMO OIL CERUMO)と道上龍(TEAM 5ZIGEN)の接触があり、これらに巻き込まれたドミニク・シュワガー(Olympic KONDO)とリチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)がリタイヤ。小暮もコースアウトし、戦列を離れた。

序盤、上位2台が激しいバトルを展開した。10周目あたりから土屋が徐々にリード、オーバーステアのマシンに悩まされたという本山だが、なんとか食い下がる。28周目、本山がタイヤ交換と給油を行うのを見て、29周目に土屋がピットイン。コースに戻ると、順列は、土屋、道上、本山となっていた。

無給油作戦を採ってタイヤが厳しかった道上は、第2ヘアピンで痛恨のミス。2番手を明け渡してしまう。前がひらけた本山は、ここからトップを猛追にかかる。後半オーバーステアで苦しんだという土屋を、本山は60周目の最終コーナーでかわしてトップを奪還。そのまま残り10周を走りきり、開幕3連勝となるチェッカードフラッグを受けた。

本山はフォーミュラニッポン通算19勝目。MINEでは、2001年から負け無しの5連勝となる。2連続リタイヤだった土屋は、2位で今年初のポイントを得た。予選11番手とふるわなかった井出は、決勝で好ペースを守り3位に入った。

■フォーミュラニッポン第3戦結果(トップ10)

1位 本山 哲
2位 土屋 武士
3位 井出 有治
4位 道上 龍
5位 金石 年弘
6位 福田 良
7位 アンドレ・ロッテラー
8位 野田 英樹
9位 黒澤 治樹
10位 立川 祐路

(文=webCG 本諏訪/写真=KLM Photographics J)

Fニッポン第3戦、本山が開幕3連勝の画像

4月20日に他界したMotoGPライダー、加藤大治郎の親友である本山。右腕に喪章、マシンには故加藤選手のゼッケン「74」を付けてレースに臨んだ。

4月20日に他界したMotoGPライダー、加藤大治郎の親友である本山。右腕に喪章、マシンには故加藤選手のゼッケン「74」を付けてレースに臨んだ。

表彰台の頂点には本山哲と、TEAM IMPULの星野監督。中央の本山を囲むのは、ルーキーの土屋武士(左)と井出有治(右)。

表彰台の頂点には本山哲と、TEAM IMPULの星野監督。中央の本山を囲むのは、ルーキーの土屋武士(左)と井出有治(右)。

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