マリオ・アンドレッティ、インディで復活

2003.04.25 自動車ニュース

マリオ・アンドレッティ、インディで復活

“伝説のドライバー”がアメリカンモータースポーツの聖地、インディアナポリスで復活した。
2003年4月23日、第87回インディアナポリス500マイルのプライベートテストに、元F1/CARTチャンピオンのマリオ・アンドレッティ(63)が参加。1994年に現役を引退して以来のドライビングを披露した。

マリオは、息子のマイケルがチームオーナーのAGR(アンドレッティ・グリーン・レーシング)から出走。4月13日のインディカーシリーズ第3戦ツインリンクもてぎで負傷したトニー・カナーンに代わりテストを行った。カナーンの復帰が間に合わなければ、インディ500の予選に出場する模様。予選を通過すれば、1992年にA.J.フォイトが記録した57歳4ヶ月というインディ500史上最高齢の予選通過ドライバーレコードが塗り替わることになる。
5月25日の決勝レースにはエントリーしないというが、もしカナーンの調子が戻らない場合、出場するのでは、との憶測も流れている。
ちなみにマイケル・アンドレッティは、今回のレースを最後に、ドライバー生活にピリオドを打つ。

約9年ぶりにフォーミュラマシンを駆ったマリオの1日は、大クラッシュで終わった。ターン1と2の間で、ケニー・ブラックのマシンがスピン、クラッシュ。それに巻き込まれるかたちで、マリオのダッラーラ/ホンダは浮き上がってフェンスに接触、宙を舞いながらターン2に着地した。幸いにも、両ドライバーに怪我はなかった。

「突然の出来事だったね」とはマリオ。「破片がまだコース上で動いていて、事故があってからまだ時間が経っていなかった様だ。彼のマシンに何かが起きていたんだと思う。ヒヤッとしたよ。あの世にいる奴らによって何年も助けられてきたので、ここで諦めるわけにはいかないね!」、と大ベテランは語った。

なお同テストには、インディ500史上初の3連覇に期待がかかるエリオ・カストロネベスや、服部茂章ら13人が参加。5月4日の公式プラクティスに始まるインディ500に向けて調整を行った。

(webCG 有吉)

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