IRLもてぎ、スコット・シャープ/トヨタエンジンが優勝

2003.04.14 自動車ニュース

IRLもてぎ、スコット・シャープ/トヨタエンジンが優勝

日本初のインディカ−シリーズ(IRL)公式戦「インディ・ジャパン300マイル」決勝が、2003年4月13日、栃木県のツインリンクもてぎスーパースピードウェイ(1.5マイル/約2.4km)を200周して行われた。トヨタエンジン搭載のダッラーラを駆ったスコット・シャープが、今シーズン初、自身通算8勝目をあげた。
ケニー・ブラック(ダッラーラ/ホンダ)が2位。ホンダエンジンは、またしてもお膝元での初勝利を逃した。
日本人ドライバー最高位は、高木虎之介(パノスGフォース/トヨタ)の8位だった。


【写真上】日本初のIRLなら、IRLにとってもアメリカ以外で行う初の海外レース。トップドライバーを含め続々とクラッシュが発生し、フルコースコーションが9回も出る大荒れの展開となった。
【写真下】今シーズン初優勝に喜ぶスコット・シャープ。トヨタエンジンにとっては3戦して2勝目

クラッシュに次ぐクラッシュで、24台中11台がリタイア。9回(計64周)もイエローフラッグが出された。
ウォールの餌食となったなかには、終盤激しいトップ争いを繰り広げたポールポジションのスコット・ディクソン(パノスGフォース/トヨタ)と予選2位のトニー・カナーン(ダッラーラ/ホンダ)もいた。
このまま両車のデッドヒートで終わるのか、と思われた残り23周、2台は第3ターンで接触してリタイア。イエローが出され再スタートをきった191周目、しぶとくトラックに残っていた中野信治(ダッラーラ/ホンダ)とジャック・ラジアー(ダッラーラ/シボレー)が当たり、またイエロー。結局、ペースカーに先導されたままチェッカードフラッグが振られた。
クラッシュやトラブルを避け、絶好のタイミングに絶好の場所にいたシャープが勝利を手にした。

ホンダにとって、CART時代を含め6回目のホームグラウンドレース。初勝利は、またお預けとなった。

セカンドロー、3番手からスタートした高木は、ピットでのミスとペナルティで後方に落ちたものの、何とか追い上げて8位フィニッシュ。スポット参戦の中野はクラッシュしたものの11位。服部茂章(パノスGフォース/トヨタ)はマシントラブルでリタイア。鈴木亜久里率いるスーパーアグリ・スーパー・アグリ・フェルナンデス・レーシングから出場したロジャー安川(ダッラーラ/ホンダ)は、45周目、イエローからの再スタート時に第1ターンで姿勢を乱しクラッシュ、真後ろのエリオ・カストロネベス(ダッラーラ/トヨタ)を道連れにして戦列を去った。

次戦はいよいよインディアナポリス500。決勝は、メモリアルディ(戦没者記念日)にわく5月25日に開催される。

(文=webCG 有吉/写真=トヨタ自動車)

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