オペル「ベクトラGTS」をラインナップに追加

2003.03.25 自動車ニュース
 

オペル「ベクトラGTS」をラインナップに追加

日本ゼネラルモーターズは、2002年7月に日本発売されたオペルの中型セダン「ベクトラ」に、5ドアハッチバックの「GTS」を追加したことを、2003年3月24日に発表した。2003年4月5日から販売を開始する。


4ドアセダンは木目調パネルのインテリアだったが、GTSはメタル調パネルへ変更された(写真は欧州仕様)
 

■スポーティー&エレガント

「ベクトラGTS」は、欧州ですでに発売されている5ドアハッチバックモデル。エレガントさを兼ね備えたと謳われるベクトラGTSは、フォーマルなセダンに較べて若い年齢層を含む幅広いユーザーをターゲットにする。日本でのラインナップは、3.2リッターV6を積む「GTS3.2」と、2.2リッター直4を搭載する「GTS2.2」の2種類を設定、トランスミッションは、どちらもシーケンシャルモード付き5段ATが組み合わされる。

ボディサイズは4ドアセダンと同一で、全長×全幅×全高=4610×1800×1465mm、ホイールベースは2700mm。スポーティセダンを標榜するGTSは、大きく口の開いたフロントバンパーや、セダンでは“あえて”隠したマフラーエンドを左右二本出し(GTS3.2)にするなどの演出が施された。タイヤもセダンより1サイズ大きい、215/50R17サイズを標準装備する。

インテリアは、3本スポーク本革巻「パーフォレーテッドスポーツ・ステアリングホイール」や、マットクロームリング付き4連スポーツメーター、アルミ調(GTS2.2)またはプラチナ調(GTS3.2)インテリアパネルなどを採用。スポーティーでありながらも落ち着きが感じられるよう配慮したという。

ベクトラシリーズの特徴である、機能的な室内空間はそのままだ。ラゲッジルームは、500リッターの容量(VDA法)を確保し、6:4分割可倒式のリアバックレストを倒せば、最大1360リッターの荷室空間が現れる。



 

■ハイテクな走り

走りの面でも、4ドアセダンとは大きく変わっている。電子制御で車両安定性を高めるベクトラのシャシー技術「IDS(インタラクティブ・ドライビング・システム)」に加え、GTS専用のスポーツサスペンションを装備。アンチスピンデバイスの「ESP plus」も、GTS専用チューニングが施された。他にもパワーステアリングのギア比をクイックに変更、CBC(コーナリング・ブレーキ・コントロール)、EBD(電子制御式制動力配分システム)付きABS、ブレーキアシスト等の強化もなされた。


日本のベクトララインナップに加わった、3.2リッターV6DOHC24バルブ「ECOTEC」ユニット
 

■史上最速の248km/h

パワーユニットは、4ドアセダンと同じオールアルミ製の2.2リッター直4DOHC16バルブ(147ps/5600rpm、20.7kgm/4000rpm)に加え、3.2リッターV6DOHC24バルブ(211ps/6200rpm、30.6kgm/4000rpm)を新たにラインナップ。3.2リッターは、オペルのトップレンジ「オメガ」や、キャデラックのニューモデル「CTS」も同じユニットを積む。ベクトラGTS3.2は、0-100km/h加速を7.8秒でこなし、最高速度はオペル量産車史上最速の、246km/hをマークする。
組み合わされるトランスミッションは、最近のスポーティモデルでは定番となった、マニュアルモード付き5段ATトランスミッション。ATモードは学習機能を備え、快適かつ軽快な走りを支援するという。


セダンでは隠されていたマフラーエンドだが、GTSではスポーティを演出するアイテム
 

日本に導入されるのはすべてFF(前輪駆動)、5段ATの右ハンドル仕様となる。価格は、以下の通り。

●ベクトラGTS
2.2:348.0万円
3.2:415.0万円

(webCG 本諏訪)

オペル「ベクトラGTS」:
http://www.opel.co.jp/vectra_gts/index.html

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