GM、液体水素燃料電池車の公道走行認可を国内初取得

2003.03.14 自動車ニュース

GM、液体水素燃料電池車の公道走行認可を国内初取得

2003年3月10日、米ゼネラルモーターズは、液体水素を使う燃料電池車「HydoroGens3(ハイドロジェンスリー)」の公道走行認可を、日本政府から取得したと発表した。これまで圧縮水素を使う燃料電池車は公道走行できたが、液体水素燃料を使うクルマは初めて。


写真は、フェデラルエクスプレスが集荷物搬送車両として使うクルマ。2003年6月から、都内でこのような光景が見られるだろう

GMの燃料電池車「ハイドロジェンスリー」は、液体水素を使う燃料電池車としては日本で初めて、公道走行認可を取得した。液体水素貯蔵システムに関しては、すでに高圧ガス保安協会から認可を受けており、今後は経済産業省が推進する水素・燃料電池実証プロジェクトに参加する。同プロジェクトの一環として、2003年6月から、流通大手フェデラルエクスプレス社が、都内の集荷物搬送車両に使用するという。実現すれば、燃料電池車が日本での商業活動に、初めて本格利用されるケースとなる。

ハイドロジェンスリーは、液体水素を4.6キログラム搭載。最高時速160km/hで走行でき、航続距離は400kmと、国内公道走行認可車としては最長。ちなみに、ホンダの燃料電池車「FCX-V4」は315km、トヨタの「FCHV」は300km。さらに、燃料電池車は高出力を確保するため、補助バッテリーを装備するが、ハイドロジェンスリーは補助バッテリーをもたない。

ハイドロジェンスリーの詳細スペックは、以下の通り。

●GM/オペル「ハイドロジェンスリー」
車重:1590kg
最高出力:82ps
最大トルク:21.9kgm
最高速度:160km/h
0-100km/h加速:16秒
航続距離:270km(圧縮水素)、400km(液体水素)

(webCG本諏訪)

日本ゼネラルモーターズ:
http://www.gmjapan.co.jp/
GMの燃料電池車:
http://www.gmfuelcell.com/

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