「ATFは交換した方がいい?しない方がいい?」

2003.03.07 クルマ生活Q&A トランスミッション

「ATFは交換した方がいい?しない方がいい?」

現在、ホンダ「アコード」に17万km乗っています。8万kmで1回ATFを交換しています。そろそろ交換しようかと思い、スタンドなどで聞くのですが、交換した方がいいと言うひとと、やめた方がいいというひとがいるんで困っています。
交換推進派は、ギアチェンジのショックが減って、燃費がよくなるなどと言い、交換否定派は、これだけ交換していないとオイルの通路が細くなってるかもしれず、そこに新品、つまり粘度が高いものを入れると流れが悪くなり調子が悪くなる可能性がある、などと主張しています。いったいどっちがいいのでしょうか?(NTさん)

お答えします。どちらの意見にも一理あります。AT(オートマチックトランスミッション)は、油圧でコントロールしてシフトアップ、ダウンを行います。オートマチックといっても、内部には摩擦クラッチが付いており、フルードを交換すれば油圧が安定し、スムーズになるのです。その結果、燃費もよくなります。

またATF(オートマチックトランスミッションフルード)には、内部の汚れを洗浄する機能もあります。走行条件によっても違いますが、渋滞の多い道路を走っているクルマは、3万kmも走ればフルードも汚くなってきます。フルードが汚れているということは、トランスミッション内部も汚れているということです。そこでフルードを交換すると、洗浄機能が働き、トランスミッション内部はみるみるキレイになります。

するとトランスミッション内部に付着した汚れがはがれて、カスが溜まります。このカスが油圧系統に詰まってしまったら、調子のよいATだったとしても悪くなってしまいます。ATの内部にはフィルターが付いており、カスをそのフィルターでキャッチするのですが、そこにカスが溜まり過ぎると、フルードが行き渡らなくなって故障するということもあるのです。

ですから、もし交換する場合は、一度新しいATFを入れ換えて数km走行した後に、もう一度フィルターと一緒にATFを入れ換えることをお薦めします。

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