Fニッポン、FISCOで公式テスト開催

2003.03.05 自動車ニュース

Fニッポン、FISCOで公式テスト開催

全日本選手権フォーミュラニッポンの第2回公式合同テストが、2003年3月1日と2日、静岡県の富士スピードウェイ(4.4km)で行われた。10チーム、18台、20名が参加した今回、総合トップタイムを記録したのは、ただひとり1分17秒台をマークした脇阪寿一(TEAM 22)。土屋武士(LeMans)、リチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION RACING)がこれに続いた。
PIAA NAKAJIMAは、セバスチャン・フィリップ、ロマン・デュマ、アンドレ・ロッテラーの3人の外国人ドライバーを走らせオーディションを行った。なお、第1回のテストで5ZIGENのオーディションを受けた福田良の正式参戦が決定し発表された。

■大荒れの初日

1日目は、雨が降り続き路面コンディションは最悪。午前10時からのセッション開始間もなく本山哲(IMPUL)が100Rでコースアウトしクラッシュ、赤旗が出された。本山に怪我はなかったが、マシンのダメージは大きく、右リアを大破した。パーツがそろわずチームは修復を断念し、エントリーをキャンセルした。

本山のマシン回収が終わり、再開したセッションだったが、今度は1コーナー手前で脇阪がスピン、コンクリートウォールにヒットして停止、またも赤旗に。この後、各チームは走行を見合わせ、事実上セッションは終了、午後からは雨足も強まり、霧も出たため協議の結果、午後の走行は中止された。
この日タイム計測したのは8台だけ。最多ラップ数はトップタイム(1分45秒921)を出した脇阪の8周だった。

■脇坂、トップタイムをマーク

2日目は午前9時から11時、午後1時50分から4時30分の2回の走行が行われた。前日の悪天候が信じられないほどの快晴。しかし、風が強く風向きもころころ変わる状況に、「ストレートでまっすく走れない」とこぼすドライバーも。あまりの強風にクラッシュパッドが飛ばされ赤旗が出るハプニングも起きた。そんな状況下、前日クラッシュした脇阪は、マシンの修復に全力を尽くしたチームスタッフの労をねぎらうかのごとく、1分17秒753のトップタイムをたたき出した。

次回の公式合同テストは3月6、7日に、開幕戦の舞台、鈴鹿サーキットで行われる。鈴鹿サーキットは、130Rとシケインが改修されている。各チーム開幕戦を戦う上で重要なテストとなる。

■第2回公式合同テスト(総合)

1 No.22 脇阪 寿一(TEAM 22)1分17秒735
2 No.8 土屋 武士(Team LeMans)1分18秒115
3 No.40 リチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)1分18秒134
4 No.3 立川 祐路(Olympic KONDO)1分18秒141
5 No.5 道上 龍(5ZIGEN)1分18秒198
6 No.1 小暮 卓史(PIAA NAKAJIMA)1分18秒482
7 No.7 金石 年弘(Team LeMans)1分18秒535
8 No.20 ブノワ・トレルイエ(TEAM IMPUL)1分18秒547
9 No.2 ロマン・デュマ(PIAA NAKAJIMA)1分18秒618
10 No.41 服部 尚貴(DoCoMo DANDELION)1分18秒669
11 No.9 黒澤 治樹(TEAM NOVA)1分18秒686
12 No.6 福田 良(5ZIGEN)1分18秒692
13 No.28 野田 英樹(CARROZZERIA Team MOHN)1分18秒848
14 No.4 ドミニク・シュワガー(Olympic KONDO)1分18秒867
15 No.11 松田 次生(COSMO OIL CERUMO)1分18秒888
16 No.2 アンドレ・ロッテラー(PIAA NAKAJIMA)1分19秒121
17 No.12 井出 有治(COSMO OIL CERUMO)1分19秒722
18 No.2 セバスチャン・フィリップ(PIAA NAKAJIMA)1分20秒414
19 No.10 藤澤 哲也(TEAM NOVA)1分21秒079
20 No.19 本山 哲(TEAM IMPUL)1分49秒875

(文&写真=KLM Photographics J)

Fニッポン、FISCOで公式テスト開催の画像

右リアセクションを大破した本山哲(IMPUL)のマシン

右リアセクションを大破した本山哲(IMPUL)のマシン

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