キャディラックのニューモデル「CTS」導入開始

2003.02.25 自動車ニュース
 

キャディラックのニューモデル「CTS」導入開始

日本ゼネラルモーターズは、キャディラックのエントリーモデルとなる新型FRセダン「CTS」を、2003年3月8日に発売する。



 

■ようやく日本デビュー

近年、「セビル」「ドゥビル」といった高級FFセダンを中心に据えてきたキャディラックブランドに、久々のFRモデル「CTS」が加わった。
ワールドプレミアは、2001年8月のクラシックカーイベント「ペブルビーチコンクールドエレガンス」、正式デビューは9月のフランクフルトショー。日本では同年10月の東京モーターショーで披露され、2002年中の発売が噂されていたが、2003年春、ようやく導入が実現した。



 

100周年を迎えたキャディラックの新しいテーマ、「アート&サイエンス」(創造的なデザイン&独創的なテクノロジー)を具現化したというCTS。新プラットフォーム「シグマ・アーキテクチュア」に、骨太でエッヂのきいたシャープなエクステリアを載せる。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4850×1795×1460mm、ホイールベースは2880mm。最小回転半径は5.3mで、「日本の道路事情でも十分対応できる小回り性能を発揮」(プレスリリース)する。

エンジンは2種類。ヨーロッパGMが手がけた3リッターユニットを拡大した3.2リッターV6は、最高出力223ps/6000rpm、最大トルク30.4kgm/3400rpmを発生する。一方、日欧市場向けの2.6リッターV6は、182ps/6000rpm、24.9kgm/3400rpmというアウトプット。両エンジンとも、フランスはストラスブルグのGM工場で造られる5段オートマチックトランスミッション「5L40-E」と組み合わされる。この電子制御ATは、ドライビングパターンや環境により、「スポーツ」「ウィンター」「エコノミー」の3モード切替が可能という。
なお本国で売られる、キャディラック史上50年ぶりの5段マニュアル(ゲトラク製)モデル導入は見送られた。



 

CTSのジマンは足まわり。ドイツの難コース、ニュルブルクリンクで3年間、約160万kmにわたって鍛えられたスポーティなテイストがウリだ。サスペンション形式は、前ダブルウィッシュボーン/コイル、後マルチリンク/コイル。リアアクスルに自動車高調整装置を装備し、乗り心地と操縦安定のバランスを図った。制動は、前後ABS付きベンチレーテッドディスクが担う。

装備面では、デュアルゾーンタイプのオートエアコンやフロント8ウェイパワーシート、レザーシート(フロントはシートヒーター付き)、BOSEサウンドシステム、ウッド付き革巻き3本ステアリングホイール、VICS対応DVDナビゲーションシステム(2.6リッターにはオプション)などを採用。安全装備は、緊急時の車両姿勢を自動コントロールする「スタビリトラック」をはじめ、ABS、トラクションコントロール、SRSデュアルステージフロントエアバッグ、SRSサイドエアバッグなどを備える。

価格は、2.6リッターモデルが495.0万円、3.2リッターは595.0万円。

(webCG 有吉)

「キャディラック」:
http://www.cadillac.co.jp/

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