「トヨタ2000GTを語る会」開催される

2003.02.19 自動車ニュース

「トヨタ2000GTを語る会」開催される

2003年2月15日、静岡県袋井市にあるヤマハ発動機の「袋井テストコース」において、「トヨタ2000GTを語る会」が開かれた。

「トヨタ2000GTを語る会」は、トヨタとヤマハによって共同開発され、1967年5月に発売された日本初の本格的なグランツーリズモであるトヨタ「2000GT」の、開発スタッフや当時のレーシングドライバーなどの関係者、そしてオーナーが一堂に集い、テストコースでの走行を楽しみつつ、2000GTについて大いに語りあおうという趣旨で企画されたイベントである。

当日の出席者は、トヨタ側の車両開発総責任者であり、チームトヨタ(ワークスレーシングチーム)の監督も務めていた河野二郎氏、ヤマハ側の開発・管理部門責任者だった安川力氏をはじめとする両社のOB約50名、細谷四方洋氏、津々見友彦氏、大坪善男氏の3名のチームトヨタのドライバー、そして約30名のオーナーズクラブのメンバーら。さらにスペシャルゲストとして、アメリカのオーナーズクラブから2名、そして当時SCCA(スポーツカー・クラブ・オブ・アメリカ)チャンピオンシップで2000GTを駆ったレーシングドライバー2名も来日した。

パドックにはクラブメンバーの車両を中心に、ヤマハの保存車両、トヨタ博物館が所蔵するスピードトライアルカー(レプリカ)、映画『007は二度死ぬ』のために作られたオープンカーの3台を加えた30数台の2000GTがズラリと並んだ。

「30数年前に作ったクルマが、こんなにもいい状態で維持され、愛され続けていることは誠によろこばしく、夢ではないかと思うほど」という河野氏の挨拶に始まったプログラムは、約10台ずつ3つのグループに分かれてのテストコース走行、大坪善男氏によるオープンカー、細谷四方洋氏によるスピードトライアルカーのデモ走行へと続き、全車参加によるパレード走行を経て無事に閉会式を迎えた。

(文&写真=田沼 哲)

 
「トヨタ2000GTを語る会」開催されるの画像

「シートベルトが締められるかな?」と不安顔なのは、1968年SCCAプロダクションCクラスで2000GTを駆り、シリーズ3位にランクされたスクーター・パトリック氏。ちなみにアメリカでのチューナー/エントラントは、1959年ルマンのウイニングドライバーであり、シェルビー・コブラの生みの親として知られるアメリカン・レーシング界のドン、キャロル・シェルビー率いるシェルビー・アメリカンだった
 

	「シートベルトが締められるかな?」と不安顔なのは、1968年SCCAプロダクションCクラスで2000GTを駆り、シリーズ3位にランクされたスクーター・パトリック氏。ちなみにアメリカでのチューナー/エントラントは、1959年ルマンのウイニングドライバーであり、シェルビー・コブラの生みの親として知られるアメリカン・レーシング界のドン、キャロル・シェルビー率いるシェルビー・アメリカンだった
	 

ファンに応えてサインをする紳士は、パトリック氏のチームメイトでシリーズ4位となったデーブ・ジョーダン氏。当時のライバルはポルシェ911、トライアンフTR5などで、「2000GTはコンペティティブなマシンだったが、パワーが少々足りなかった。ベンチでの出力は180から200馬力というところだったが、あと20馬力あれば、おそらくチャンピオンシップを獲得していただろう」とのことだった
 

	ファンに応えてサインをする紳士は、パトリック氏のチームメイトでシリーズ4位となったデーブ・ジョーダン氏。当時のライバルはポルシェ911、トライアンフTR5などで、「2000GTはコンペティティブなマシンだったが、パワーが少々足りなかった。ベンチでの出力は180から200馬力というところだったが、あと20馬力あれば、おそらくチャンピオンシップを獲得していただろう」とのことだった
	 

パドックに展示されていた謎のベアシャシー。前後ダブルウィッシュボーンのサスペンションアームは新造されたもので、スプリングは車高調整式。ブレーキはブレンボで、ホイールも新しい
 

	パドックに展示されていた謎のベアシャシー。前後ダブルウィッシュボーンのサスペンションアームは新造されたもので、スプリングは車高調整式。ブレーキはブレンボで、ホイールも新しい
	 

すべての参加車両によるパレードラン
 

	すべての参加車両によるパレードラン
	 

閉会後、スピードトライアルカーを囲み、トヨタ/ヤマハの開発スタッフおよびスペシャルゲストが揃って記念撮影
 

	閉会後、スピードトライアルカーを囲み、トヨタ/ヤマハの開発スタッフおよびスペシャルゲストが揃って記念撮影
	 

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