ベントレー「コンチネンタルGT」発表

2003.02.06 自動車ニュース
 

ベントレー「コンチネンタルGT」発表

ベントレーモーターズジャパンは、2ドア4シーターのグランドツアラー「コンチネンタルGT」のデザインコンセプトモデルを、2003年1月31日に発表した。


ベントレーモーターズジャパンのティム・マッキンレー代表。北米での発表以来、コンチネンタルGTの予約受注が好調であると語った。日本への割り当て台数は未発表だが、2004年生産分は完売だという
 

■グランドツーリングの伝統

ベントレーのニューモデル「コンチネンタルGT」は、「グランドツーリングの伝統とベントレーのクラフトマンシップ」を融合したと謳われる4座の2ドアクーペ。2002年の「パリサロン」や2003年1月の「デトロイトショー」など、モーターショーでたびたびお披露目されたデザインコンセプトモデルが、今回日本で発表された。



 

コンチネンタルGTのデザインは、「過去のベントレーデザインを尊重しつつ、レトロカーにならないよう現代的に」(広報資料)仕上げたもの。Bピラーレスでコンパクトなキャビン、すっきりまとめられたリアビューは、「ベントレーの哲学」だという。


1952年製「ベントレーRタイプコンチネンタル」
 

ベントレーの車名によく使われる「コンチネンタル」の名が初めて使われたのは、「世界最速の4座サルーン」、「戦後のベントレーの中でもっとも美しいデザインをもつ」といわれる、1952年の「タイプRコンチネンタル」。二玄社編集顧問の小林彰太郎によると、タイプRコンチネンタルはその名前が示すとおり、ヨーロッパ“大陸”(コンチネンタル)を走るグランドツーリングカーだった。新型のコンチネンタルGTも、大きなリアフェンダーの形状や、切り返しをつけてくっきりさせたサイドラインなどに、“タイプR”の面影が見て取れる。


展示車のインテリアカラーはブラウン
 

インテリアは、大人4人がくつろげる広さをもつ。ほぼ左右対称のダッシュボードはセンターコンソールを境に左右が盛り上がり、ベントレーの翼マーク「ウイングドB」を表す。ベントレーにとって「欠かすことのできない」ウッドとレザーは、コンチネンタルGT専用にデザインされたという。燃料タンクを床下に配置することで、ラゲッジスペースは400リッターを確保した。


カバーを見るとV12のようにみえる、フォルクスワーゲン製6リッターW12ツインターボエンジン
 

■0-100km/h=5秒、VMAX=290km/h

エンジンは“500ps以上”の最高出力が謳われる、フォルクスワーゲンの6リッターW12ツインターボを搭載。トランスミッションは、ステアリングに設けられたパドルでシフトできる、ZF製6段シーケンシャルATが組み合わされる。静止状態から100km/hまでわずか5秒、最高速度は290km/hに達するという。
なお500ps以上の大出力に対応するため、コンチネンタルGTは四輪駆動が採用された。



 

サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン式、リアはマルチリンク式。エアスプリングと電子制御ダンパーを備え、ドライバーが意識することなく「自動的、継続的に、際限なく」調節されるという。タイヤは275/40の18インチを標準装備するが、オプションで20インチの超ファットなシューズまで選択できる。

価格は正式発表されていないが、15万ポンド(約3000.0万円)程度と予想される。ちなみに日本への割り当ては、2004年生産分まで完売だという。

(webCGオオサワ)

「Bentley Continental GT」:
http://www.bentleygt.com/

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