三菱「ランサーエボリューションVIII」、北米にあらわる

2003.01.22 自動車ニュース
 

三菱「ランサーエボリューションVIII」、北米にあらわる

三菱自動車は、2003年1月2日から12日まで開催された「2003ロサンジェルス・オートショー」において、新型「ランサーエボリューションVIII」の米国仕様車を初披露した。次いで「デトロイトショー」(NAIAS)や「東京オートサロン2003」でも公開した。


デトロイトショーに出展された「ランサーエボリューションVIII」
 

■8代目、いよいよアメリカへ

世界ラリー選手権(WRC)をはじめとする競技に出場するマシンのレプリカモデルとして展開してきた「ランサーエボリュション」。1992年10月発売の「ランサーGSR/SRエボリューション」(後にIと称す)からスタートした同車も今回で8代目、「ランサーセディア」ベースとしては、2001年2月に登場した現行「VII」に次いで2台目となる。
今まで海外には競技ベース車として少量輸出されてきたが、新型「VIII」からは、いよいよ米国市場へ本格投入されることとなった。

2003年春に発表予定の日本より一足早く姿をあらわした“ランエボVIII”米国仕様は、現行「ランサーエボリューションVII GSR」(日本仕様)をベースに、各所をリファイン。基本を日本仕様と共有しつつ、衝突安全や環境性能などを米国法規に合わせ専用開発したものという。店頭では3万ドルを切るプライスタグを付けて、2003年初めから順次販売が開始される。

ボディサイズは、全長×全幅×全高=4535×1770×1450mm。VII比で80mm長い。ホイールベースは2625mmで変わらない。

エクステリアは、空力面を中心に改良。前後リフトや空気抵抗の低減、冷却性能の向上がなされたという。お馴染みのリアスポイラーは、「量産4ドアセダンでは世界初」(プレスリリース)のカーボン繊維強化樹脂製とし、軽量化を図った。
オフブラックでまとめられるインテリアでは、ダークチタン調塗装のパネルを各所に採用。170mph(約272km/h)まで目盛りが刻まれるスピードメーター、本革巻きのMOMO社製3本ステアリングホイール/シフトノブ/シフトレバーブーツ/パーキングレバーグリップ、そしてレカロ社製フルバケットシートが“走り”への期待感を煽る。

エンジンはVIIと同じ、「4G63型」の2リッター直4 DOHCにツインスクロールターボを組み合わせたもので、最高出力275ps/6500rpm、最大トルク37.7kgm/3500rpmを発生。カリフォルニア州の排出ガス規制と、ガソリンオクタン価の違いに対応する。
トランスミッションは、6段MTの採用は見送られ、従来通り5段MTとなる。

駆動方式はもちろんフルタイム4WD。ビスカスLSD付きセンターデフ方式で、リア機械式LSDと組み合わされる。米国仕様には、AYC(アクティブ・ヨー・コントロール)とACD(アクティブ・センターデフ)は搭載されない。

(webCG 永瀧)

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