「燃費が急に悪くなったのはなぜ?」

2003.01.22 クルマ生活Q&A エンジン

「燃費が急に悪くなったのはなぜ?」

1993年型フォルクスワーゲン「ヴェントGLI」(走行6万4000km)に、深い愛着をもって乗っております。最近燃費が悪くなってきました。街乗り中心でリッター6.4kmくらい。アーシングをしたり、オイル添加剤を入れてたりしていますが、好転しません。以前は、いい時でリッター10kmは走ってくれていました。ディーラーで診断してもらいましたが異常はなく、ATフルードも4万kmのころ1回ディーラーで換えています。考えられる不具合は何でしょうか?(KNさん)

お答えします。走行距離が増すと、燃費は悪くなってきますよね。いろいろと原因は考えられますが、今回はエンジンに関してお答えします。定期的にエンジンオイルやATフルード(トランスミッションオイル)を交換されているということなので、そのあたりは問題ないでしょう。

良好なエンジンには、「よい火花」「よい混合気」「よい圧縮」の3つの要素が必要です。これらのうちひとつでも具合の悪いものがあると、燃費に影響してくるのです。

まず初めにスパークプラグです。定期的に交換している部品かもしれませんが、プラグの焼け方を見て判断してほしいのです。交換したばかりなのに黒くススが付いているようなら、火花が弱いのかもしれません。ハイテンションコードなどを点検してください。ディーラーでしたら火花の電圧も測定してくれるはずです。

つぎに、混合気が安定していない可能性があります。これはセンサー類やインジェクターの状態を点検してもらうとよいでしょう。特にインジェクターの噴霧の状態が適切でないと、燃費は大きく変わってきます。各気筒バラバラな噴射状態では効率が悪くなり、その結果燃費が悪くなるのです。

最後になりましたが、良好な圧縮があるかどうかも重要です。コンプレッションゲージで調べてもらいましょう。各気筒がメーカーで定めた既定値の範囲内であれば、多少バラツキがあっても問題ないでしょう。