【2003年デトロイトショー】メルセデス・ベンツ

2003.01.09 自動車ニュース
 
【2003年デトロイトショー】メルセデス・ベンツ

【2003年デトロイトショー】メルセデス・ベンツ

2003年1月5日に幕を開けた「デトロイトショー」。メルセデス・ベンツブースのプレスコンファレンスでは、約500psのロードスターや、ニューテクノロジー満載の新型「Eクラスワゴン」が登場した。webCGコンテンツエディター、アオキのリポート。


【写真上】493psを発する5.5リッターV12 ツインターボ搭載の「SL600」
【写真下】新型「Eクラス・ステーションワゴン」
 
【2003年デトロイトショー】メルセデス・ベンツ

■5.5リッターV12+ツインターボ=493ps

「2002年は、“Sunny Year”だった」とご満悦なのは、ダイムラークライスラーのユルゲン・フバート取締役。メルセデスベンツの業績が、「Best Ever」な結果を残したからだ。
ブース内に、白いカバーがかけられた車両をいくつも展示して期待をあおったメルセデス。プレスコンファレンスで発表された目玉モデルは、「SL600」と「Eクラスワゴン」だった。

メキシコで行われた公道レース「ラ・カレラ・パナメリカーナ」で活躍した“伝説のスポーツカー”「300SLR」。その勇姿を映したフィルムをバックに、SL600ロードスターは紹介された。500psのビターボV12こと、ツインターボを備えた5.5リッター12気筒を搭載する。バンク角は60度。500psのピークパワー(正確には493ps/5000rpm)は、スーパーチャージャーを備えた「SL55AMG」と等しいが、「お互い際立った個性ゆえ、顧客を喰い合うことはない」というのが、スリーポインテッドスターの主張だ。
各輪のブレーキを個別にコントロールして乱れた挙動を強制的に安定させる「ESP」には、ハイパフォーマンスモデル用のスペシャルプログラムが採用された。油圧制御でコーナリング時のロールを押さえる「ABCアクティブサスペンション」、ブレーキを電気的にかける「エレクトリックブレーキシステム」も装備される。


新型「Eクラス」のワゴンモデル
 
【2003年デトロイトショー】メルセデス・ベンツ

■Eクラスワゴンがデビュー!

続いて、「秋が美しいアメリカにピッタリ……」と落ち葉が舞う演出のもと、ニューEクラスワゴンが、舞台のそでからステージ上に自走してきた。「実用性と多様性」をキャッチフレーズにするニューワゴンは、衝撃の度合いによって、膨張率を変えるエアバッグ、2ステージになったシートベルトのフォースリミッター(事故時に引き込む力)、カーテンエアバッグといった安全装備に加え、電制ブレーキ、可変ダンパーを備えたリアサスペンションを搭載。オプショナル装備ながらエアサス、DVDナビ、コーナリング時に乗員をホールドするようポンプが仕組まれたシートといった、新しいテクノロジーで他社との差別化を加速する。荷室の使いやすさは、フバート取締役がプレゼンテーションした後で、Eワゴンの乗員が、テーブルやイスを取り出してコーヒーブレイクを始める姿でアピールされた。


「Sクラス」とともに4WDが追加された「Cクラス」
 
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舞台は一転、雪が降り始め、登場したのは「Sクラス」と「Cクラス」。
両クラスに「4マチック」と呼ばれる4WDモデルがラインナップされたのだ。メカニカルなセンターデフをもち、通常は前:後=35:65に駆動力が配分される。トラクションコントロールと組み合わされ、1輪でも路面にトラクションがかかれば、クルマを動かし続けることができるという。

(webCGアオキ)

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