トヨタ、「ヴィッツ」をマイナーチェンジ

2002.12.26 自動車ニュース
 

トヨタ、「ヴィッツ」をマイナーチェンジ

トヨタ自動車は、コンパクトカー「ヴィッツ」をマイナーチェンジし、2002年12月25日に発売した。新開発の1.3リッター直4エンジンと無段変速機(CVT)を一部グレードに搭載。加えて、アイドリンクストップ機構を採用し、環境性能の向上を図った。

 

■1.3リッター+CVTでリッター23.5km!

新たに加わった1.3リッター「2SZ-FE」エンジンは、既存の1リッター「1SZ-FE」ユニットの排気量を拡大したもの。最高出力87ps/6000rpm、最大トルク11.8kgm/4000rpmを発生する。
これに、新型の無段変速機「Super CVT」を組み合わせ、10・15モード燃費でリッター23.5kmを実現。ライバルのホンダ「フィット」(1.3リッター+CVT+2WD)を0.5km上回った。
国土交通省の低排出ガス車認定制度「平成12年基準排出ガス75%低減レベル 超-低排出ガス」および「平成22年燃費基準」をクリアしており、グリーン税制の自動車税50%軽減の対象となる。
搭載されるグレードは、「U」と「クラヴィア」の2WDのみ(4WDモデルは、従来通り1.3リッター「2NZ-FE」エンジンが載る)。価格は、126.0万円から141.0万円まで。

■アイドリングストップでリッター25.5km!

さらに、「トヨタ・インテリジェント・アイドリングストップシステム」を追加したCVTモデル「Uインテリジェント・パッケージ」は、リッター25.5kmの燃費を誇る。
同システムは、「プリウス」などのハイブリッドシステムで培った技術を応用したもの。シフトレバーが「D」レンジのまま車両を停止させると自動的にエンジンが停止、ブレーキから足を離すとエンジンが再始動する。
アイドリングストップ中の電力供給とエンジン再始動時の電源として、リチウムイオン電池を採用し、エンジン停止中でもエアコンなどが利用ができる。また減速、制動時にはオルタネータが発電を増加し、バッテリー充電を行う。
価格は、Uの6.0万円高、132.0万円。2003年2月に発売予定。

■ベンチシートも選べる

衝突安全ボディ「GOA」の改良、スポーティグレード「RS」には車両安定装置たるVSCやTRC、盗難防止装置たるエンジンイモビライザーをオプション設定するなどし、安全面の向上を図った。また内外装の小変更や、「B」「F」を除く全車種にMD・CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付きラジオ+4スピーカーを標準装備するなど、各種装備も変更した。

さらに、フロントベンチシートを採用した「ペアスタイル」(1リッター+2WD)がラインナップに加わったのも新しい。

価格は以下の通り。
1リッターモデル:82.0万円から110.5万円
1.3リッターモデル(CVT):126.0万円から141.0万円
1.3リッターモデル:110.8万円から157.0万円
1.5リッターモデル:130.8万円から152.0万円

福祉車両「ウェルキャブ」にも同様の変更が加わった。112.9万円から153.0万円まで。

(webCG 永瀧)

 

トヨタ自動車 「ヴィッツ」:
http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/Vitz/

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