ホンダ「ASIMO」、また一歩人間に近づく

2002.12.06 自動車ニュース
 

ホンダ「ASIMO」、また一歩人間に近づく

本田技研工業は、総合的な「知能化技術」を搭載したヒューマノイドロボット、新型「ASIMO(アシモ)」を、2002年12月5日に発表した。


ジェスチャ認識。手の動きから、「バイバイ」と察知
 

二足歩行可能な人間型ロボット「ASIMO」。テレビコマーシャルやモーターショーなどのイベントに度々登場する、ホンダのアイコン的存在だ。

今回のマイナーチェンジ(?)では、コミュニケーションやネットワーク機能が与えられ、より人間らしい行動ができるようになった。

新型ASIMOに搭載される「知能化技術」とは、人の姿勢やしぐさの意味を理解し、自立的な行動を可能とする技術。
新型は、人に追従して歩行したり(移動体抽出)、「そこ」と指を指したところへ歩くこと(ポスチャ認識)ができるようになった。また人間が手を振った場合、そのしぐさが「バイバイ」の意味であると判断して、ASIMOも人間に手を振り返すこと(ジェスチャ認識)や、静止障害物を見つけると迂回すること(環境認識)、話す人の顔を見て応答すること(音源識別)、登録された人の顔を認識して名前を呼ぶこと(顔認識)など、複雑な情報処理が可能となった。


ポスチャ認識。人間が指し示す方向に向かって歩くことができる
 

ネットワークともリンクし、ニュースや天気予報をたずねると、インターネットから情報を入手して答えてくれる。顧客情報などをもとにすれば、相手によって適切な応対やサービスもできるという。

2002年10月31日に“満2歳”を迎えたASIMO。ちょっと大人になった新型は、日本国内において2003年1月から、公共施設や一般企業などにレンタルされる予定という。

(webCG 永瀧)

本田技研工業「ASIMO」:
http://www.honda.co.jp/ASIMO/

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