オーツタイヤ、ファルケンの新タイヤ「シンセラSN828」発表

2002.12.03 自動車ニュース

オーツタイヤ、ファルケンの新タイヤ「シンセラSN828」発表

オーツタイヤ(株)は、乗用車用ラジアルタイヤの新商品、ファルケン「シンセラ (SINCERA)SN828」を、2002年12月2日に発表した。販売開始は、2003年1月1日から。


発表会場は、神奈川県は横浜の「赤煉瓦倉庫」。新型タイヤの試乗会も、同時に開催された。クルマは「シンセラ SN828」を装着したトヨタ「プリウス」

ファルケン「シンセラSN828」は、乗用車向けラジアルタイヤ。オーツタイヤが2000年から打ち出した、「独自の素材開発と斬新な発想で対応していく」(広報資料)コンセプト、「S-MAGIC」シリーズの第4弾である。65シリーズから80シリーズまで、全29サイズを設定。価格はオープン価格だ。


表面にある2つの穴が、ローテーション時期を知らせる「サーチ・アイ」

最大の特徴は、タイヤ装着位置を入れ替えるローテーション時期をユーザーに促す新機能「サーチ・アイ」の採用だ。
サーチ・アイとは、タイヤ表面に12カ所ある小さな穴のこと。新品時は丸型だが、2mm摩耗すると四角い形状に変わり、1回目のローテーション時期を知らせてくれる。さらに2mm摩耗すると四角が消え、2回目のローテーションのタイミングが分かる、という仕組みである。


オーツタイヤの上田一男社長。発表会の挨拶で、「タイヤ市場の競争は激化しているが、タイムリーに新商品を出して対抗する所存」と語った

普通乗用車やコンパクトカーはFF(前輪駆動)が多く、後輪より前輪の方が「2、3倍の早さで摩耗する」(広報担当者)。そのため、一定距離を走行したら、前後を入れ替え(ローテーション)、タイヤのライフを伸ばすのが一般的だ。
通常ローテーションは、走行距離を目安に判断するが、車種や走行状況によって摩耗の進行度合いが違うため、適切な時期が判断しにくい。サーチ・アイは、適切なローテーション時期を知らせてくれる便利な機能、というわけだ。


試乗車のオペル「ヴィータ GLS-Navi」

そのほか、「新シリカコンパウンド」により、従来品(シンセラSN816)と較べて耐摩耗性が15%、ウェット制動力は6%向上したという。

オーツタイヤ常務取締役の岩田紀一郎営業本部長によると、「新商品のターゲットユーザーは、セダン、コンパクトカー、軽自動車と幅広く、最量販ゾーンに属する。年間130万本の販売を計画している」という。

(webCGオオサワ)

「ファルケン」:
http://www.falken.co.jp/

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