NISMOフェスティバルで、星野一義ラストラン

2002.12.02 自動車ニュース

NISMOフェスティバルで、星野一義ラストラン

日産モータースポーツの祭典「NISMOフェスティバル at FISCO 2002」が、2002年12月1日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。今年で6回目をむかえる同イベントには、雨にもかかわらず過去最高の4万9000人がつめかけた。

歴代の日産マシンによる恒例の混走模擬レースには、フェアレディZ S30、ハコスカことスカイラインGT-R、TSサニー、E10チェリーなどマニア垂涎の往年のモデルから最新のGTマシンまで19台が出場した。
その他、2003年から始まるK12マーチカップのエキシビションレース、走り屋の注目を集めたシルビア、GT-Rのパレード走行などが行われたが、この日一番のイベントは、2002年8月、33年にわたるレーシングドライバーとしてのキャリアに終止符を打った星野一義ラストランだった。

今年55歳の星野は、ニ輪のモトクロス競技からモータースポーツを始め、1969年、日産自動車との関係をスタート、四輪の世界へ打って出た。その後、カテゴリーを問わず活躍をみせ、600戦近いレースに参戦、通算133勝の偉業を成し遂げた。
“日本一速い男”の異名をもつレーサーはー、片山義美、中嶋悟、松本恵二、関谷正徳といった、日産のライバルだった名ドライバーとのトークショーにのぞんだ後、かつて駆ったマシンをドライブ。最後は1998年ルマン24時間で総合3位に入った思い出のマシン「R390」のステアリングを握り、ラストランを終えた。

「恩返しができるのであれば、日本のモータースポーツに貢献したい」、時おり声をつまらせながらファンへ挨拶をした星野は、胴上げと花火で称えられ、引退の花道を飾った。

(webCG 有吉)

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