ラウダ、ジャガーを去る

2002.11.27 自動車ニュース

ラウダ、ジャガーを去る

F1のジャガー・レーシング・チームは、2002年11月26日、同チームとフォードのプレミア・パフォーマンス・ディビジョン(PPD)代表のニキ・ラウダを解任したと発表した。
ジャガー・レーシングに加え、データ計測機器などで有名なPIリサーチ、そしてエンジンビルダーのコスワースを擁するPPDの新しいボスは、同ディビジョンの技術担当ディレクター、トニー・パーネルに決定。しかしF1チームのトップは未定という。

フォードのチーフ・テクニカル・オフィサーで、傘下ジャガーのF1活動を取り仕切るリチャード・パリー・ジョーンズは、このトップ人事変更について、「ジャガー・レーシングの技術面、競争面を強化するにあたっての構造改革の一環」と説明。ラウダには、アドバイザーとして引き続きチーム運営にかかわってもらえるよう頼んでいると語った。

過去に3度ワールドタイトルを獲得したラウダは、2001年2月からPPDを率い、ボビー・レイホールが抜けた2001年8月からはジャガーF1で陣頭指揮をとってきた。

元チャンピオンのジャッキー・スチュワートが興したスチュワートGPをフォードが買収、ジャガーの名を冠してF1に打って出たのが2000年。以来、巨額の資金を投入しているにもかかわらず、成績が振るわない状態が続いている。2002年のマシン「R3」は主に空力面で問題を抱えているとされ、チームはコンストラクターズランキング7位に終わった。
パリー・ジョーンズは、F1チームのリーダーの条件に「技術面での深い知識がある」ことをあげているが、不振の原因はマシンのみならず、コロコロ変わるトップ人事にあるのではないだろうか。

(webCG 有吉)

「Jaguar Racing」:
http://www.jaguar-racing.com/

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

の他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。