JGTC最終戦、スープラとMR-Sが2002年チャンピオンに!

2002.11.18 自動車ニュース

JGTC最終戦、スープラとMR-Sが2002年チャンピオンに!

全日本GT選手権(JGTC)の2002年シーズン最終戦となる第8戦決勝が、2002年11月17日、三重県の鈴鹿サーキット(5.85913km)を52周して行われた。Mobil1 NSX(松田次生/ラルフ・ファーマン組)が今シーズン3勝目を飾り、NSX勢は年間8戦5勝を記録した。
しかしGT500クラスのタイトルは、今回3位に入ったエッソウルトラフロースープラ(脇阪寿一/飯田章組)の手に渡った。ランキング2位に終わったMobil1 NSXとのポイント差は、僅かに1点だった。
ダイシンADVANシルビア(大八木信行/青木孝行組)が今シーズン初勝利を飾ったGT300クラスは、ARTAアペックスMR-S(新田守男/高木真一組)がチャンピオンとなった。

チャンピオンに最も近いエッソウルトラフロースープラは、ポールポジションからスタート。しかしタイトル奪取を目論むNSX勢らに相次いで抜かれ4位まで後退、序盤は厳しい展開が続いた。中盤にタイヤ交換を終えて3位に上昇。トップはMobil1 NSX、このまま行ければ、1点差でエッソに軍配があがる。終盤、1位Mobil1 NSXに、2位ARTA NSX(土屋圭市/金石勝智組)、3位エッソウルトラフロースープラが激しく迫ったが、このままの順位で決着がついた。
4位はRAYBRIG NSX(加藤寛規/光貞秀俊組)、5位にはデンソーサードスープラGT(ジェレミー・デュフォア/織戸学組)が入った。

GT300クラスは、トップが度々入れ替わる激しい展開となった。ランキング1位タイのユニシアジェックスシルビア(山野哲也/柳田真孝組)がポールポジションからトップを快走。チャンピオン争いでライバルのVemac R&Dダンロップ320R(柴原眞介/密山祥吾組)、ARTAアペックスMR-Sが下位に沈んでおり、ユニシアジェックスシルビアがクラスタイトルを獲得するかとみられていたが、13周目にシルビアが突如スローダウン、あえなく戦列を去った。
レースは、チャンピオンの権利がないダイシンADVANシルビアがトップ。タイトルの行方は、ARTAアペックスとVemacにかかったが、両車ともトップ争いにはからんでこない。結局1位は変わらずゴール。マシンに不調をきたしたARTAアペックスが何とか4位に入賞、Vemacが7位に終わり、ARTAアペックスがGT300クラスの王者となった。

■2002年シーズン結果(それぞれトップ10位まで)

●ドライバーズランキング
GT500クラス
1位 脇阪寿一/飯田章 75点
2位 松田次生/ラルフ・ファーマン 74点
3位 竹内浩典/立川祐路 65点
4位 光貞秀俊 63点
5位 伊藤大輔 59点
6位 加藤寛規 55点
7位 土屋武士/ワイン・ガードナー 52点
8位 本山 哲/ミハエル・クルム 51点
9位 セバスチャン・フィリップ/リチャード・ライアン 47点
10位 土屋圭市/金石勝智 46点

GT300クラス
1位 新田守男/高木真一 75点
2位 柴原眞介/密山祥吾 73点
3位 山野哲也/柳田真孝 70点
4位 福山英朗/木下みつひろ 65点
5位 大八木信行/青木孝行 56点
6位 松田秀士/アダム・ウィルコックス 55点
7位 西澤和之 54点
8位 小林且雄/谷川達也 53点
9位 余郷 敦 42点
10位 松本晴彦 41点

●チームランキング
GT500クラス
1位 無限×童夢 プロジェクト 96点
2位 ESSO TOYOTA Team LeMans 75点
3位 Mobil 1 NAKAJIMA RACING 74点
4位 TOYOTA TEAM CERUMO 69点
5位 TOYOTA TEAM TOM'S 65点
6位 チーム国光 with MOON CRAFT 63点
7位 NISMO 62点
8位 AUTOBACS RACING TEAM AGURI 46点
9位 TOYOTA TEAM SARD 33点
10位 土屋エンジニアリング 32点

GT300クラス
1位 TEAM TAISAN ADVAN 102点
2位 アールアンドデースポーツ 85点
3位 ARTA with A'PEX 75点
4位 ハセミ・モータースポーツ 70点
5位 910RACING 57点
6位 TEAM DAISHIN 56点
7位 CUSCO RACING 53点
8位 RE雨宮レーシング 41点
9位 TEAM TAISAN Jr. 33点
10位 RACING PROJECT BANDOH 31点

(文=webCG 有吉/写真=KLM Photographics J)

JGTC最終戦、スープラとMR-Sが2002年チャンピオンに!の画像

最終戦を制したのは、Mobil1 NSX(松田次生/ラルフ・ファーマン組)。フォーミュラニッポン・チャンピオンのファーマンは、1点差でダブルタイトル獲得を逃した

最終戦を制したのは、Mobil1 NSX(松田次生/ラルフ・ファーマン組)。フォーミュラニッポン・チャンピオンのファーマンは、1点差でダブルタイトル獲得を逃した

エッソウルトラフロースープラは、1勝でチャンピオンに。8戦中5勝もしたNSX勢はタイトルを取れなかった。上位入賞車にウェイトハンデを課すJGTCならではの結果といえる

エッソウルトラフロースープラは、1勝でチャンピオンに。8戦中5勝もしたNSX勢はタイトルを取れなかった。上位入賞車にウェイトハンデを課すJGTCならではの結果といえる

優勝1回のARTAアペックスMR-Sが、2002年のGT300クラスチャンプ

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