CART第18戦カリフォルニア決勝結果

2002.11.05 自動車ニュース

CART第18戦カリフォルニア決勝結果

CART第18戦「ザ500プレゼンテッド・バイ・トヨタ 」決勝が、2002年11月3日、カリフォルニア州フォンタナのオーヴァル、カリフォルニア・スピードウェイ(2.029マイル/約3.265km)を250周して行われた。800kmの長丁場を制したのは、ジミー・バッサー(ローラ/フォード)。2000年10月以来の勝利を飾った。2位マイケル・アンドレッティ(ローラ/ホンダ)、3位はパトリック・カーポンティエ(レイナード/フォード)だった。

■史上最速のアベレージスピード

最高14度のバンクを有するD型オーヴァル、カリフォルニア・スピードウェイで、新記録が誕生した。優勝したバッサーの平均速度は197.995mph(318.633km/h)。1990年にアル・アンサーJr.によりミシガン・インターナショナル・スピードウェイで記録された189.727mphを上回る、最速レコードが樹立された。
このハイスピードの要因は、1スティントの最大周回数が33周までと決められており、ドライバーが燃費を気にすることなくアクセルペダルを踏めたことがひとつ。また空力デバイスがマッチしたこと、フルコースコーションが少なかったことなどがあげられる。

23周目にトップに立った、6番手スタートのバッサーは、終始力強い走りを見せた。対するは、2002年チャンピオンで、来シーズンはトヨタF1入りが濃厚とされるクリスチアーノ・ダ・マッタ(ローラ/トヨタ)。中盤から後半にかけて首位争いを繰り広げた両車は、236周目、ダ・マッタのトヨタエンジンが煙を上げたことで決着がついた。しかしバッサーの背後には、アンドレッティのマシンが迫っていた。

イエローコーションがあけた242周目、アンドレッティがバッサーを抜きトップを奪取、残り8周をこのまま走りきるかと思わせた244周目、ダリオ・フランキッティ(ローラ/ホンダ)がエンジンブローを起こしマシンが炎上した。レーススチュワードは、イエローコーションで徐行運転のままゴールするのを避けるため、赤旗を出しレースを中断させた。

コース上のオイルなどを片付け、2周のイエロー走行の後、ラスト2周のデッドヒートが繰り広げられた。再スタート直後、勢いを絶たれたアンドレッティは、バッサーにリードを奪われ、0.4秒差をつけられチェッカードフラッグとなった。

トップ10は、1位バッサー、2位アンドレッティ、3位カーポンティエが表彰台。以下、ポールポジションのトニー・カナーン(ローラ/ホンダ)が4位、5位オリオル・セルヴィア(レイナード/トヨタ)、6位スコット・ディクソン(ローラ/トヨタ)、7位クリスチャン・フィッティパルディ(ローラ/トヨタ)、8位アレックス・タグリアーニ(レイナード/フォード)、9位ブルーノ・ジュンケイラ(ローラ/トヨタ)、10位フランキッティという順位だった。
中野信治(ローラ/ホンダ)はメカニカルトラブルでリタイア、高木虎之介(レイナード/トヨタ)は接触により早々に戦列を去った。

2002年シーズンは、11月17日、メキシコで開催される最終戦で締めくくられる。

(文=webCG 有吉/写真=トヨタ自動車)

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