ポルシェ2003年モデル販売開始

2002.09.05 自動車ニュース
 

ポルシェ2003年モデル販売開始

ポルシェジャパン(株)は、「ポルシェ911」「ボクスター」の2003年モデルを、9月1日に発売した。


写真上:「ボクスターS」
写真下:「ボクスター」
 

■ボクスターシリーズ

1997年のデビュー以来、6年目を迎えたボクスターシリーズは、2003年モデルから新しい「バリオカム」を搭載した。吸気バルブのタイミングが「切り替え式」から「連続可変式」に、カムシャフトの回転角は40度に拡大された。その結果、2.7リッターの「ボクスター」、3.2リッターの「ボクスターS」とも8psのパワーアップを果たし、それぞれ228ps、260psとなった。「0-100km/h」も6.4秒と5.7秒と0.2秒ずつ短縮された。パフォーマンスアップにもかかわらず、燃費は約2%向上したという。

外観上の変更は、各部のブラッシュアップにとどめられる。あえて2002年モデルとの識別点を挙げると、ボディサイドのエアインテイクがボディ同色となったこと。機能面では、ソフトトップのリアウィンドウがガラス製になったのが大きい。ステアリングホイールを握るドライバーには見えないが、速度が120km/h以上になるとせりだすリアスポイラーの形状も、上面に「段」がついたモノに変わっている。

価格は据え置かれた。
・ボクスター(5MT/5AT)=550.0/610.0万円:2.7リッター水平対向6気筒エンジン(228ps)搭載。16インチホイールが標準。
・ボクスターS(6MT/5AT)=690.0/750.0万円:パワーソースは、3.2リッターフラット6(260ps)。17インチホイールを履く。
(ステアリングホイールの位置は、MTモデルは左のみ。AT車は左右から選べる)


「911 カレラ4S」
 

■911シリーズ

昨2002年モデルで、排気量を3.4から3.6リッターに拡大、かつバルブタイミングのみならずリフト量をも可変化した「バリオカムプラス」を装備した911シリーズ。2003年度の変更点はごく少ない。車両内部のデータ転送システムが、光ファイバーを用いた「MOST(Media Oriented Systems Transport)」にアップグレードされた。


「911 カレラ カブリオレ」
 

911シリーズの「カレラクーペ」「カレラ4クーペ」「カレラ4S」の6MTモデル(左ハンドル)には、エンジンパワーを320psから345psにアップする「パワーアップキット」(168.0万円)が、オプションとして用意された。来2004年モデルのスペックを示唆する内容である。


「911 タルガ」
 

価格は据え置かれた。
・カレラクーペ(6MT/5AT)=990.0/1070.0万円:3.6リッター水平対向6気筒(320ps)を積んだベーシックなナインイレブン。
・カレラ4クーペ(6MT/5AT)=1090.0/1170.0万円:ビスカスカプリングによるフルタイム4WDシステムを組んだカレラ。
・タルガ(6MT/5AT)=1110.0/1190.0万円:タルガというより、大型スライドガラスルーフを備え、ハッチゲイトをもつ画期的な911。
・カレラ4S(6MT/5AT)=1170.0/1250.0万円:ターボモデルに準じた足まわりをもつ、いわゆるターボルック車。動力系はカレラ4と変わらない。
・カレラカブリオレ(6MT/5AT)=1150.0/1230.0万円:カレラクーペのオープンモデル。後輪駆動。
・カレラ4カブリオレ(6MT/5AT)=1250.0/1330.0万円:4輪駆動のカブリオレ。ソフトトップは20秒以内で自動開閉できる。
・ターボ(6MT/5AT)=1680.0/1760.0万円:パワーソースは、ツインターボで過給される3.6リッターフラット6。最高出力420ps。4輪駆動。
・GT2(6MT)=2344.0万円:462psを発生する3.6リッターツインターボ搭載。RR(リアエンジン・リアドライブ)のハイエンドポルシェ。

(ステアリングホイールの位置は、MTモデルは左、AT車は左右から選択可能)

(webCGアオキ)

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