無限、スペシャルチューンの「CR-Z」を発売

2012.09.27 自動車ニュース
「ホンダCR-Z MUGEN RZ(無限アールズィー)」
無限、スペシャルチューンの「CR-Z」を発売

無限、スペシャルチューンの「CR-Z」を発売

無限(M-TEC)は、コンプリートカー「ホンダCR-Z MUGEN RZ(無限アールズィー)」を2012年9月27日に発表した。同年11月26日に300台限定で発売する。

■パワーはさらに3割増し

「ホンダCR-Z MUGEN RZ」は、ハイブリッドスポーツ「ホンダCR-Z」をベースに、無限(M-TEC)が独自のチューニングを施したコンプリートカー。
同社が扱う完成車としては、2007年9月に発売された「ホンダ・シビック MUGEN RR(無限ダブルアール)」以来、2番目の製品となる。

一番の特徴は、吸排気系のチューン、すなわち遠心式スーパーチャージャーや専用のECU、大容量インジェクター、エキゾーストシステムなどで活を入れられたパワーユニットだ。
ベースモデルの「ホンダCR-Z」は、同じタイミングでマイナーチェンジが施され、1.5リッター直4ガソリンエンジンの最高出力が114psから120psに、モーターの出力が14psから20psに引き上げられているが、「MUGEN RZ」は、そこからさらに30%のパワーアップが図られる(156ps/6600rpm)。
最大トルクも同様に、14.8kgm/4800rpmから18.9kgm/5200rpmへとアップ。「どの回転数からでも力強い加速が楽しめる、懐の深いパワーユニットを目指した」とは無限の弁である。
なお、モーターのアウトプットは20psと8.0kgmで、ノーマルと変わらない。トランスミッションは6段MTのみで、CVTは用意されない。

足まわりには、減衰力を5段階に調節できるオリジナルサスペンションや17インチの鍛造軽量アルミホイールがおごられる。パワーの増大に伴って、フロント側のブレーキは、直径300mmのスリット入りディスクローターやオリジナルブレーキパッド、ミクロメッシュブレーキラインなどで強化が図られている。

■内外装も特別仕立て

エクステリアも特徴的だ。まず目を引くのが、リアエンドにそそり立つカーボンコンポジット製の可変式リアウイング。下方に目を向けると、空力性能を向上させるためのオリジナルエアロパーツが車体をぐるりと取り囲む。特にフロントは、長さを調節できるアンダースポイラーやカーボン素材のオリジナルグリル、LEDイルミネーションなどで武装。“無限ならではの存在感”が表現される。

ボディーサイズは、全長×全幅×全高=4100×1740×1380mm。ノーマルの「CR-Z」(αグレード)と比べた場合35mm長くなり、幅は同じであるものの、専用のサスペンションが組まれた結果、車高は15mm低くなっている。
1188kgの車重は、ノーマル(6MT)の48kg増しだ。

一方、インテリアも、表皮に滑りにくいラックススエードを採用したブルーのシートや、同じくブルーのステッチを施した本革巻きステアリングホイール&シフトノブでドレスアップ。さらに、ダッシュボードにブルーイルミネーションのブースト計が置かれるなど、目にも特別な仕立てとなっている。

価格は449万4000円。300台の限定で販売される。

(webCG 関)

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