「ホンダCR-Z」がマイナーチェンジ

2012.09.27 自動車ニュース
「ホンダCR-Z」(写真は全て新グレード「α・Master label」のもの)
「ホンダCR-Z」がマイナーチェンジ

「ホンダCR-Z」がマイナーチェンジ 全開加速ボタンを搭載

本田技研工業は2012年9月27日、ハイブリッドスポーツカー「CR-Z」をマイナーチェンジし、発表した。9月28日に販売を開始する。

ヘッドランプのアップ。今回の変更で、LEDポジションライトの数は倍増した。
ヘッドランプのアップ。今回の変更で、LEDポジションライトの数は倍増した。
「α・Master label」のインテリア。
「α・Master label」のインテリア。
ステアリングホイールの右下に配される“秘密のボタン”こと「PLUS SPORTボタン」。
ステアリングホイールの右下に配される“秘密のボタン”こと「PLUS SPORTボタン」。

■ スポーツだから走りにこだわる

2010年2月にデビューした「CR-Z」に、初の小変更が実施された。

今回の変更の内容は、ホンダの考えるCR-Zの独自価値「HybridSportコンセプト(=所有の喜び×運転の楽しさ×環境性能)」をより進化させたもので、フロント/リアの意匠変更、ハイブリッドシステムの変更、新しい走りのための機能追加、といった大掛かりなものとなった。

エクステリアでは、フロントバンパーとリアディフューザーのデザインを変更した。フロントグリルは従来モデルよりも高さを抑え、低さとワイド感を強調したものに。グリル自体も高輝度ブラック塗装を施したハニカム形状のものとした。またヘッドランプユニット下部に設けられるLEDポジションライトを左右合わせて16灯に増やした(従来は8灯)。リアディフューザーについても、フロント部と同様にワイド感を強調したデザインを採用。さらに、先進性をアピールするため、サイレンサーは存在感を消すブラック塗装とした。

ハイブリッドシステムについては「CR-Zの本質である走りの醍醐味(だいごみ)を高めたい」との考えから、まずはエンジンを高回転・高出力型の1.5リッターi-VTECに変更。最高出力を従来の114ps/6000rpmから120ps/6600rpm(数値は6MT車)へと向上させた。加えて、従来型のニッケル水素電池に代え、リチウムイオン電池を新たに搭載することで高電圧化(100Vから144Vに)。モーター出力を従来の14ps/1500rpmから20ps/2000rpmへと強化することで、一段と力強い発進・追い越し加速を実現したという。

いっぽうJC08モードの燃費についてもCVT車で23.0km/リッター、6MT車で20.6km/リッター(数値は16インチ仕様)と従来モデルと同等以上の数値を達成している。

「ホンダCR-Z」がマイナーチェンジ

新たな走りの機能として今回のマイナーチェンジの目玉となるのが、「PLUS SPORTシステム」の採用だ。ステアリングホイール内に開発陣が“秘密のボタン”と呼ぶ「PLUS SPORTボタン」を設置。30km/h以上でほぼ直進状態の走行中にボタンを押しアクセルを少し踏み足せば、アクセル開度にかかわらずエンジン出力とモーターアシストを一気に最大化。瞬時に、文字通り“全開加速”を披露する。その加速フィールはホンダいわくV6 3リッター並み。「お客さまに『おっスゴイ』と言わせたい」というCR-Z開発者の思いをカタチに変えた新機能だ。

「α・Master label」のシート。表皮は合成皮革とファブリックのコンビとなる。
「α・Master label」のシート。表皮は合成皮革とファブリックのコンビとなる。
ボディーカラーは、写真の新色「プレミアムエナジェティックイエロー・メタリック」を含む、全7色が用意される。
ボディーカラーは、写真の新色「プレミアムエナジェティックイエロー・メタリック」を含む、全7色が用意される。

■ 大人のためのスポーティーグレード

今回のマイナーチェンジを機に、新グレード「α・Master label(アルファ・マスターレーベル)」がラインナップに加わった。同モデルは「質感の高さと個性・スポーティーさをさらに追求した」とホンダがうたう上級モデル。シートやドアライニングに赤色を効果的に配置したシックなインテリアは、ダークシルバーの高輝度フィルムやメタル製のペダル類でドレスアップされ、17インチアルミホイール&専用タイヤ(ミシュラン・パイロットスポーツ3)を装備する。

新しくなったCR-Zのラインナップと価格は以下のとおり。

CR-Z β(FF/CVTまたは6MT) 236万5000円
CR-Z α(FF/CVTまたは6MT) 257万5000円
CR-Z α・Master label(FF/CVTまたは6MT) 263万円

ボディーカラーは、新色のプレミアムエナジェティックイエロー・メタリック、プレミアムノーザンライツバイオレット・パールを含む全7色が用意される。

(webCG)

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