今月の名車列伝(2011年9月)

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「名車列伝」9月のテーマ

世界中の名車をテーマごとに紹介する「日刊!名車列伝」は毎日更新。画像とスペックに加え、『mobileCG』独自の解説も必読です。さらに画像はすべて待ち受け画面として設定可能。毎日一台ずつ追加される画像もご期待ください。

2011年9月は、名門カロッツェリアがデザインしたクルマを紹介いたします。
1962 ランチア フラミニア・ベルリーナ/1963 レイランド 2000/1967 いすゞ フローリアン/1970 BMW 1800/1974 アルファ・ロメオ アルファスッド・スプリント/1988 ルノー19/1991 トヨタ アリスト/

VW_sirocco200.jpg
種類:ガソリン 4サイクル/冷却方式:水冷/シリンダー配置:直列/気筒数:4/排気量:1471cc/最高出力:85ps/5800rpm/最大トルク:12.3kgm/4000rpm/燃料供給装置:キャブレター/キャブレター数:1/過給装置:―

今月の一台

フォルクスワーゲン・パサート

1973年5月、新世代フォルクスワーゲンの先鋒としてデビューしたモデル。1971年秋にフォルクスワーゲン社長の座に就いたルドルフ・ライディングの強い意向に従って、当時最終ステージまで完成していた「アウディ80」をベースに、そのメカニカルコンポーネンツを多く流用しながら、ジウジアーロのデザインによるファストバックルーフの新しいボディを与えられて誕生した。

ボディは2/4ドアセダンのほか、それぞれにテールゲート付があり、さらに5ドアワゴンたる「ヴァリアント」が設定されていた。車種もノーマルのほか、デラックス版のL、高性能版のS、L+SのLS、そしてスポーティー仕様のTSがあり、外観からはノーマルとSが丸形シングル、LとLSは角形シングル、TSは丸形デュアルのヘッドライトで識別される。

基本メカニズムはアウディ80から引き継いだもので、サスペンションはフロントがネガティブオフセット・ステアリングジオメトリーを採り入れたマクファーソン・ストラット/コイルの独立、リアはトレーリングアーム/コイルのリジッドだが、コイルとダンパーが分離されていたことがアウディ80と異なる。

フロントに縦置きされ前輪を駆動するエンジンは水冷直4SOHCで、アウディ80と共通の2サイズ3チューンが用意された。ノーマルは1296ccの55ps、Sは1471ccで75ps、TSは2バレルキャブレターと9.7の圧縮比で85psを発生した。1975年に1471ccユニットは1588ccに拡大されたが、出力表示は1.5リッター時代と変わらない。

1976年にはGL/GLSが追加され、1977年秋にフェイスリフトを受けた。1978年には「ゴルフD」と共通の1471cc 50psのディーゼルユニット搭載車も設定されている。1979年夏に110psを発生するインジェクションユニットを積んだGLIが加えられた後、1980年10月にフルモデルチェンジされて2代目となった。
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