今月の名車列伝(2011年6月)

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「名車列伝」6月のテーマ

世界中の名車をテーマごとに紹介する「日刊!名車列伝」は毎日更新。画像とスペックに加え、『mobileCG』独自の解説も必読です。さらに画像はすべて待ち受け画面として設定可能。毎日一台ずつ追加される画像もご期待ください。

2011年6月は、いまはなき、なつかしのブランドを紹介いたします。
1936 ヴァンダラー W50/1948 パッカード カスタム・エイト/1960 スタンダード ヴァンガード/1963 プリンス グロリア/1966 ルーツ インプ/1973 マートラ・シムカ バゲーラ/1980 タルボット サンビーム

alvis_200.jpg
種類:ガソリン 4サイクル/冷却方式:水冷/シリンダー配置:直列/気筒数:6/排気量:2993cc/最高出力:130ps/5000rpm/最大トルク:非公開/燃料供給装置:キャブレター/キャブレター数:2/過給装置:―

今月の一台

アルヴィス 3リッター シリーズIII(TE21)

1963年のロンドンショーで、成功作「TD21」に代わるマイナーチェンジ版としてデビュー。第二次大戦後の歴代アルヴィス“3リッター”で事実上の最終型となった、高級グランドトゥアラーである。

TD21以来のスイス・グラバー社デザイン/英・パークウォード社コーチビルドのボディは、TE21となって新たに4灯の縦型ヘッドライトが与えられた。

エンジンは、TD21以来不変の直列6気筒OHV2993ccだが、130psまでパワーアップ。TD21時代の「オースティン・ヒーレー」用4段ギアボックスもZF製の5段にグレードアップされた。特にTD21以来の3リッター・アルヴィスの例に漏れず極めて高価だったが、価格面で比較的近かったアストン・マーティンのような華やかさはなく、むしろ真のコニサーのための高級GTであった。

1965年には最期のマイナーチェンジが行なわれ、キャブレターを3基に増設して150psまでスープアップされる一方、パワーステアリングなども装備したTF21に進化する。

しかし、その年をもってアルヴィスは現在に至る軍用車両などの本業に専念するため乗用車部門を閉鎖、戦後型では究極のアルヴィスともいうべきTF21は2年少々の短命に終わった。サルーンとドロップヘッド・クーペがあるうち、写真はサルーン。
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