今月の名車列伝(2010年11月)

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「名車列伝」11月のテーマ

世界中の名車をテーマごとに紹介する「日刊!名車列伝」は毎日更新。画像とスペックに加え、『mobileCG』独自の解説も必読です。さらに画像はすべて待ち受け画面として設定可能。毎日一台ずつ追加される画像もご期待ください。

2010年11月は、大排気量のクルマ特集をお送りします。
1929 ロールス・ロイス 40/50HP/1930 ダイムラー・ベンツ 27/180/250PS SSK/1963 ベントレー S2/S3/1970 AC 428/1971 GM トロナード//1992 マクラーレン F1

superFIAT_200.jpg
種類:ガソリン 4サイクル/冷却方式:水冷/シリンダー配置:V型/気筒数:12/排気量:6805cc/最高出力:90ps/2000rpm/最大トルク:非公表/燃料供給装置:キャブレター/キャブレター数:1/過給装置:―

今月の一台

フィアット 520スーペル・フィアット

実用向け量産車メーカーのフィアットが、その歴史上ただ一度だけ製作した超高級車。空前の好景気に沸いていた北米市場をターゲットにして、ロールス・ロイスやパッカードなどと同じ最上級クラス入りを狙ったモデルだった。

パワーユニットは、これもフィアットの乗用車用としては歴史上唯一の12気筒エンジンを搭載する。このV型12気筒エンジンはフィアットの乗用車用エンジン史上初めてのOHVヘッドを持ち、6.8リッターの排気量から90ps(130ps説もある)を発生、シャシー重量1850kg(ボディを含む総重量は約2.3トン)の巨大な車体を120km/hで走らせたという。

また、コイル+ディストリビューターによる点火システムや、4輪油圧作動ブレーキ(まだノンサーボ)を装着するなど、のちのフィアットに装着される最新テクノロジーも先んじて投入されていた。リアサスペンションはリーフのカンチレバー式とされている。

スーパー・フィアットは大変な意欲作だったが商業的には完全な失敗作で、生産開始の翌年に僅か30台ほどを製作した段階でフェードアウトを余儀なくされてしまった。
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