今月の名車列伝(2010年7月)

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「名車列伝」7月のテーマ

世界中の名車をテーマごとに紹介する「日刊!名車列伝」は毎日更新。画像とスペックに加え、『mobileCG』独自の解説も必読です。さらに画像はすべて待ち受け画面として設定可能。毎日一台ずつ追加される画像もご期待ください。

2010年7月は、カタチさまざま 世界の四輪駆動車をお送りします。

1968 シュタイア・プフ ハフリンガー/1971 三菱 ジープ/1980 アウディ クワトロ/1989 トヨタ セリカ/1993 ランボルギーニ ディアブロ/1998 富士重工 インプレッサ/1998 ホンダ Z

porsche959_200.jpg
種類:ガソリン4サイクル/冷却方式:水冷/シリンダー配置:水平対向/気筒数:6/排気量:2848cc/最高出力:450ps/6500rpm/最大トルク:51.0kgm/5500rpm/燃料供給装置:電子制御燃料噴射/過給装置:ターボチャージャー×2

今月の一台

ポルシェ959

ポルシェは、生産車にフィードバックすべき技術のトライアルモデルとして、1987年末に959を限定生産した。
当時のグループBのホモロゲーションを取得するために、200台の生産予定でスタートしたプロジェクトは、予想をはるかに超えるオーダーに少しでも応えるために増産されることになり、最終的には283台が生産された。

グループBのホモロゲーションを取得するため、つまりレース参戦のための市販化とはいっても、実際は生産車での実用化に向けた開発をコンペティションシーンで進めたいという逆の発想からスタートしたといってもいいだろう。

959に盛り込まれた新しい技術は、フルタイム4WD、水冷ヘッド、6速トランスミッション、ダブルウィッシュボーン・サスペンション、可変ダンパー、脱落防止機構つきタイヤ、複合素材ボディパネル、空力ボディなど、多岐に渡った。これらの技術的なトライアルのうち、1989年の911タイプ964以降、すでにポルシェの市販モデルに採用されたものは少なくない。

生産台数が少ないということだけでなく、市販されるに至った実験車という意味でも、とても歴史的価値の高いモデルである。
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