今月の名車列伝(2007年7月)

「日刊!名車列伝」はトップページ2ヶ所からアクセスできます。

「名車列伝」7月のテーマ

世界中の名車をテーマごとに紹介する「日刊!名車列伝」は毎日更新。画像とスペックに加え、『mobileCG』独自の解説も必読です。さらに画像はすべて待ち受け画面として設定可能。毎日一台ずつ追加される画像もご期待ください。

2007年7月は、「いまは無き、ドイツの名門ブランド 」をお送りします。

輸入車の約8割を占めるドイツ車。ご存知「メルセデス・ベンツ」「BMW」「フォルクスワーゲン」などのほかに、かつては多くのブランドが存在しました。
今月は、過去に消滅したドイツブランドの名車を紹介いたします。
1960年ボルクヴァルト 1100/1937年ホルヒ 853A/1937年ヴァンダラー W25Kシュポルト/1963年ネッカー オイローパ/1955年メッサーシュミット KR200/1965年アンフィカー 770/1967年NSU Ro80……

cd.jpg
種類:ガソリン4サイクル/冷却方式:水冷/シリンダー配置:V型/気筒数:8/排気量:5354cc/最高出力:230ps/4700rpm/最大トルク:43.5kgm/3000rpm/燃料供給装置:キャブレター/キャブレター数:1/過給装置:―

今月の一台

ビッター ディプロマートCD

1969年のフランクフルトショーに、オペル・スタイリングは、ディプロマートをベースとしたワンオフの豪華グラントゥーリスモ、CDを出展した。
これにインスパイアされたのが、ラリーやツーリングカーレースのエキスパートであり、ドイツでエキゾチックカーの販売も手掛けていたエリッヒ・ビッターである。

彼が自ら描いたアイデアスケッチをもとに、市販化を前提としてオペル・スタイリングの手でリデザインし、1973年秋のフランクフルトショーに出展したのが、ビッターの名を冠したディプロマートCDである。

ホイールベースを2845mmから2680mmに短縮したディプロマートのフロアユニットに、シュトゥットガルトのバウア社の手で、イタリアン・エキゾチックカーを思わせるきわめて低い2+2クーペを架装したものであり、ドイツ製らしく内外のフィニッシュは優れていた。

足回りはディプロマートのそれを強化したもので、前:ダブルウィッシュボーン/コイルの独立、後:ド・ディオン/コイルで、ブレーキはサーボ付の4輪ベンチレーテッドディスク。
エンジンもディプロマート用のシボレー製V8OHV5354cc・230PSユニットをそのまま搭載。GM製3速ATを介して最高速度220km/h、0-100km/h加速9.2秒のパフォーマンスを誇った。

年産100台の予定で生産化されたが、実際には1974〜6年の間に90台余を生産販売したに留まる。1977年にはベースとなるディプロマートが生産中止されたが、1980年には、オペルの新しいフラッグシップたるセネターをベースとする、2ドア4座ノッチバッククーペのビッターSCが登場する。
  • mixi
  • linkedin
  • rss
注目の記事
週間アクセスランキング (総合)
Editor's Pick Up
メールマガジン「webCG通信」配信中!