今月の名車列伝(2006年12月)

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「名車列伝」12月のテーマ

世界中の名車をテーマごとに紹介する「日刊!名車列伝」は毎日更新。画像とスペックに加え、『mobileCG』独自の解説も必読です。さらに画像はすべて待ち受け画面として設定可能。毎日一台ずつ追加される画像もご期待ください。

12月は、「自動車の華、スーパーカー」を特集します。

超ド級のパフォーマンスや美しいスタイリングで人々を魅了し、「スーパーカー」と呼ばれるクルマたち。
今月は、なかでも1960年代から1990年代のモデルを中心に、ご紹介いたします。
1977年 フェラーリ 512BB/1974年 ランチア ストラトス/1967年 ランボルギーニ ミウラ/1999年 ロータス エスプリ/1990年 チゼータ V16T……

mclaren_200.jpg
種類 :ガソリン4サイクル/冷却方式 :水冷/シリンダー配置 :V型/気筒数 12/排気量 :6064cc/最高出力:627ps/7400rpm/最大トルク:69.3kgm/4000rpm/燃料供給装置 :電子制御燃料噴射/過給装置:―

今月の一台

1992年 マクラーレン F1

自動車史上空前絶後のスポーツカーを目指し、ブラバムやマクラーレンで一時代を築いた超一流のF1マシーン設計者ゴードン・マーレイが手掛けた超弩級ハイパースポーツ、正に20世紀スポーツカーにとって一つの到達点ともいえるのがマクラーレンF1である。

同じく20世紀究極のスポーツカーと思われるライバル、ブガッティEB110が当時最先端だったハイテクノロジーの結晶であったのに対し、マクラーレンは伝統的なレーシングカー/スポーツカーテクノロジーの中から最高のものだけを抽出し、しかも自動車の常識では考えられない高度のリファインを加えた結晶体といえよう。

Mシリーズで有名なBMWモーター・スポーツ社がこの車のために開発した60度V型12気筒4OHC48バルブ、6.1リッターという凄まじいエンジンを、カーボンモノコックにカーボン+ケブラー複合素材のシャシー/ボディに搭載した。
そのパフォーマンスは自動車史上最強のもので、370km/hとされるマキシマムスピードなど、マクラーレンF1がマークした記録を破るクルマは2001年の時点では現われていない。

ドライバーはセンターに着座し、その両サイドにもう2人の計3人乗りというシートポジションは、この車で最もユニークな部分に違いない。

この車をベースに、ごく軽度(パワーは逆にダウンしている場合もあった)の改造を施したF1GTRは、ル・マン24時間をはじめとする世界のGTレースに参戦している。
我々日本人に馴染み深いところでは、関谷正徳選手が日本人初のル・マン総合優勝を果たしたのも、また日本のGT選手権でラルフ・シューマッハーが年間タイトルを手にした際も、共にマシーンはマクラーレンF1GTRであった。
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