今月の名車列伝(2006年3月)

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「名車列伝」3月のテーマ

世界中の名車をテーマごとに紹介する「日刊!名車列伝」は毎日更新。画像とスペックに加え、『mobileCG』独自の解説も必読です。さらに画像はすべて待ち受け画面として設定可能。毎日一台ずつ追加される画像もご期待ください。

3月のテーマは、好評の笑顔シリーズ。「今や希少、リアエンジン・リアドライブのクルマたち」です。


現在ではマイナーな、RR(リアエンジン・リアドライブ)形式のクルマ。しかし、いまなお現役である「ポルシェ911」をはじめ、かつてRRのクルマはもっと多かったのです。
今月は、スポーティな“RRの名車たち”をふりかえってみましょう!
1961年 ポルシェ356/1971年 スズキ・フロンテ・クーペ/1969年 プーマ?GT/1968年 アバルト フィアットOT2000……

abarth1000tcr.jpg
種類 :ガソリン4サイクル/冷却方式 :水冷/シリンダー配置 :直列/気筒数 :4/排気量 :982cc/最高出力:108ps/8200rpm/最大トルク:12.5kgm/6800rpm/燃料供給装置 :キャブレター/キャブレター数:2

今月の一台

1969年 アバルト・フィアット1000TCRベルリーナ・コルサ・シリーズIII

1950年代から1960年代にかけてのフィアットのベストセラーモデル“600”をベースにした各種スペシャルは、アバルト史上においても最も多く製作されたタイプだが、特にこの“TC”と呼ばれるシリーズは、600のシャシーだけでなくボディシェルまで使用した超小型スポーツサルーンである。

1956年に600ベース初のフィアット・アバルト“750GT”がデビューして以来、レース現場での経験を生かした改良を重ねて、前後のサスペンションも大幅に進化していた。
1969年型ではノーマル600の特徴、フロントの横置きリーフスプリングを“ペンドラーリ”と呼ばれるマグネシウム製クロスメンバーに替えることで、ダブルウィッシュボーンとコイルに変更。リアも新設計の鋼管製トレーリングアームとなっている。

ノーマルの600の実に4倍近いパワーが与えられたモンスターに相応しく、外観もフロントスポイラーに据え付けた巨大なラジエターや、全開状態で固定されたリアエンジンフードなど極めてドラマチックである。
良く知られているモデルはタイア幅が拡がりオーバーフェンダーのつく1970年、71年の最終型。純レーシングマシーンらしく何種類も用意されていたファイナルギア比にもよるが、このセダンボディの最高速は220km/h近くに達するという猛烈なものである。
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