【スペック】全長×全幅×全高=4860×1840×1450mm/ホイールベース=2830mm/車重=1490kg/駆動方式=FF/2.2リッター直4DOHC16バルブ ディーゼルターボ(175ps/4500rpm 42.8kgm/2000rpm)/燃費=22.4km/リッター(JC08モード)/価格=302万6000円(テスト車=326万2250円)

マツダ・アテンザセダンXD(FF/6MT)【試乗記】

もうガソリンには戻れない 2013.03.26 試乗記 マツダ・アテンザセダンXD(FF/6MT)
……326万2250円

すでに高い人気を博している新型「マツダ・アテンザ」。今回は多彩なラインナップの中でも、ツウをうならせるマニアックなディーゼル×6段MT仕様に試乗。最新鋭のディーゼルエンジンを「手こぎ」で堪能した。

評判はすでにご存じでしょうが

モノ作りを底の底から見直そうと、マツダが精魂を込めたスカイアクティブの木にまた一つ、大きな花が咲いた。「CX-5」に続くフル・スカイアクティブの第2弾は新型「アテンザ」(セダンとワゴン)。じっくり試乗した結果から報告すると、ほとんど全方位、ドライバーとして納得しやすい秀作だ。乗せてもらっても、自分でステアリングを握っているような気がしてうれしい。

その評判はすでに広く報道され、まだ乗ったことのない人たちまで口をきわめて褒めそやすほど。がっちりしたボディーがもたらす重厚感と、ドライバーの気持ちを先取りするような軽快さの巧みな融合が最大の魅力。全長4.8m+α、ホイールベース2.8m+α(ワゴンは荷室床面のフラット部分を稼ぐため、少し短い)のたっぷりサイズを生かしたのびやかなボディーラインにも、素直な走行感覚が薫る。
そんな完成度の高さは、いまさら耳タコだろうから、ここでは特に、話題のディーゼルに焦点を絞ってみよう。16年前にドイツで産声をあげた新世代コモンレール・ターボディーゼルたが、日本では古いイメージを拭いきれず、ずっと日陰の存在に甘んじてきた。そんな閉塞(へいそく)状況を完膚なきまでにたたき破ったのがCX-5、そして新型アテンザなのだから、まさに歴史的記念碑だ。

タイヤのサイズは、AT仕様の「XD」では225/55R17が標準だが、MT仕様では225/45R19となる。見た目はもちろん、乗り味も異なる。
マツダ・アテンザセダンXD(FF/6MT)【短評】
機械式のサイドブレーキを踏襲するなど、運転席まわりの機能や装備は比較的コンベンショナル。試乗車はディーラーオプションのパイオニア製HDDナビ(19万4000円)を装備していた。
マツダ・アテンザセダンXD(FF/6MT)【短評】
キャビンには全車に運転席&助手席、カーテン&フロントサイドエアバッグを標準装備。米国の衝突安全試験で最高評価を受けるなど、優れた安全性能を誇る。
マツダ・アテンザセダンXD(FF/6MT)【短評】

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