【スペック】全長×全幅×全高=4270×1815×1485mm/ホイールベース=2535mm/車重=1380kg/駆動方式=FF/1.2リッター直4SOHC8バルブターボ(105ps/5000rpm、17.8kgm/1500-4100rpm)/燃費=17.6km/リッター(JC08モード)/価格=375万円(テスト車=同じ)

フォルクスワーゲン・ザ・ビートル カブリオレ(FF/7AT)【試乗記】

幸福度増大カー 2013.03.25 試乗記 フォルクスワーゲン・ザ・ビートル カブリオレ(FF/7AT)
……375万円

昨年フルモデルチェンジされた「フォルクスワーゲン・ザ・ビートル」に、早くもオープンモデルが登場。スペック表だけでは推し量れないその魅力を満喫すべく、屋根を開けて春の九十九里浜へ向かった。

お尻の出っ張りが消えた

クルマを受け取り、早速ホロを下ろした。「フォルクスワーゲン・ザ・ビートル」のデビューから約1年、心待ちにしていたオープンモデルが目の前にある。まずは「ザ・ビートル カブリオレ」の晴れ姿を拝まねばなるまい。

しかし、いきなり問題が発生した。ルーフのロックを外そうとしたが、ハンドルが見当たらない。しばらく探して、そんなものはないということに気づいた。前身である「ニュービートル カブリオレ」は、手動でアンロックするのに結構な力を要した。ザ・ビートル カブリオレは、スイッチを押すだけで簡単にフルオープンになる。しかも、50km/h以下であれば、走行中でも開閉が可能だ。ニュービートル カブリオレが発売されたのは2003年6月である。10年近くたっているわけで、相当な変化があるのは当然だろう。

オープンにした姿には、やはり愛らしさが漂う。ファニーな面影は、初代の「ビートル カブリオレ」からの伝統だ。ただ、少々スッキリしすぎのように感じられた。理由はすぐにわかった。ホロを折りたたむとお尻にピョコンと突き出すようになっていたのがなくなり、ほぼフラットに収納されるようになっている。大きな特徴だっただけに、ちょっと寂しい気がする。デザイナーも心残りだったのか、すぐ後ろに小さなスポイラーが追加されている。機能の進歩と家風の継承を両立させるには、いろいろと苦労があるようだ。

インストゥルメントパネルやドアの加飾パネルはボディーと同色でコーディネート。今回の試乗車は淡い水色の「デニムブルー」で塗られていた。
インストゥルメントパネルやドアの加飾パネルはボディーと同色でコーディネート。今回の試乗車は淡い水色の「デニムブルー」で塗られていた。
ボディーカラーは「デニムブルー」「サターンイエロー」「トルネードレッド」「キャンディホワイト」「ディープブラックパールエフェクト」の全5色。ベース車の「ザ・ビートル」とほぼ共通だが、シルバーは選ぶことができない。
ボディーカラーは「デニムブルー」「サターンイエロー」「トルネードレッド」「キャンディホワイト」「ディープブラックパールエフェクト」の全5色。ベース車の「ザ・ビートル」とほぼ共通だが、シルバーは選ぶことができない。
「ニュービートル カブリオレ」から大きく変わったのがソフトトップの収納。新型はリアシートの後方にコンパクトに収納するが、従来モデルではZ字型に折りたたまれたソフトトップが、リアスポイラーのようにボディーから張り出していた。
「ニュービートル カブリオレ」から大きく変わったのがソフトトップの収納。新型はリアシートの後方にコンパクトに収納するが、従来モデルではZ字型に折りたたまれたソフトトップが、リアスポイラーのようにボディーから張り出していた。

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