【スペック】全長×全幅×全高=4360×1695×1505mm/ホイールベース=2600mm/車重=1140kg/駆動方式=FF/1.5リッター直4DOHC16バルブ(109ps/6000rpm、13.9kgm/4800rpm)/価格=183万円(テスト車=218万2223円)

トヨタ・カローラ フィールダー1.5G “AEROTOURER”(FF/CVT)【ブリーフテスト】

トヨタ・カローラ フィールダー1.5G “AEROTOURER”(FF/CVT) 2012.09.24 試乗記 ……218万2223円
総合評価……★★★

「カローラの原点」を目指して開発された11代目。ワゴンとしての合理性と若々しいイメージの両立をテーマに掲げる「カローラ フィールダー」の“ワゴン力”をチェックする。

達観した日本人のために

日本の自動車メーカーが世界的に見て高い技術水準にあることは間違いない。一時期のように世界をリードしかけるほどではないかもしれないが、決して低くはない。世界最大級のトヨタならなおさらそう。

だから、買う側が望めば、つまり売れるんなら、価格に応じてどんなクルマでも造ってくれるはずだ。「カローラ」が長らくベストセラーを続けてきたのは、多くの日本人がそういうクルマを望んだからだ。「フォルクスワーゲン・ゴルフ」みたいなのを望めば造ってくれたはずだが、望む声は少なかった。

当然ながら消費者のレベルが低いわけではない。スピードを出す道路がなく、渋滞が多く、維持費もバカにならず、排ガスによる公害病に悩まされてきた結果、「カローラ」や「プリウス」、そして何より軽自動車を望んできたのだ。日本には、モノの良さを趣味として愛(め)でる以外に、ゴルフをありがたがる理由がない。日本人は、欧米より後からクルマを知って、欧米より先に飽きちゃった、どれくらい楽しめるか見切っちゃった国民かもしれない。

そんな達観した日本人が必要に応じて買ってきたのがカローラだ。「若い人はプリウスが好きなようだけど、うちはずっとカローラだったから……」という超保守層ベテランユーザーに、今回もまた買ってもらえるよう、価格を上げないでできるブラッシュアップを積んだのが新型だ。そのワゴン版「フィールダー」をテストした。

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