【スペック】全長×全幅×全高=4355×1780×1420mm/ホイールベース=2700mm/車重=1440kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(122ps/5000rpm、20.4kgm/1250-4000rpm)/燃費=15.9km/リッター(JC08モード)/価格=335万円(テスト車=364万円/セーフティーパッケージ=17万円/ナイトパッケージ=12万円)

メルセデス・ベンツA180ブルーエフィシェンシー スポーツ(FF/7AT)【試乗記】

別モノに変わった 2013.03.14 試乗記 A180ブルーエフィシェンシー スポーツ(FF/7AT)
……364万円

旧モデルから大きくスタイリングの変化を遂げた新型「Aクラス」。中身はどう変わったのか。その魅力を確かめた。

老成を拒否した

これはヴァカモノのクルマである。と、私は走り出して数秒後に脳内で断じた。ヴァカモノとは、たいてい若者で、粋がる人のことである。スティーブ・ジョブズの言葉を思い出していただきたい。ステイ・フーリッシュ! アントニオ猪木だって、言っている。「馬鹿になれ」。それにしても、自動車を発明した、自動車界の老舗中の老舗、帝王メルセデス・ベンツがかくも老成を拒否し、フーリッシュたらんと欲したとは!

京塚昌子的「Aクラス」は消え、浜崎あゆみになってしまった。「Sクラス」とぶつかってもダイジョウブ、という初代Aの精神はここにはない。いまやレーダーで衝突を防ぐ時代であるにしても、あんまりではないか。新しいデザインのテーマは「情感に訴える」である。いわば王道に反旗を翻す、戦国時代の傾奇者(かぶきもの)的スピリット。クリス・バングル時代のBMWもかくやのコンケーブ・コンベックス(凹凸)サーフェイスで、ワイド&ローのプロポーションはスポーツカーのデザイン文法の2ボックスへの適用なわけである。さよなら、サンドイッチ構造。

新型Aクラスの日本仕様は「A180」と「A250」に大別される。前者は1.6リッター、後者は2リッターで、いずれも直噴4気筒ガソリンターボとなる。A250はAMGが開発の初期段階から関わったという210psの高性能モデルで、「シュポルト」というサブネームがつく。A180にはスタンダードと、AMGスタイリングパッケージ、15mmシャコタンの「スポーツ」があり、私が試乗したのはこちらである。122psしかないのに、見た目はアーエムゲー。なんたる傾奇ぶり!

「A180ブルーエフィシェンシー スポーツ」にはAMGスタイリングパッケージ(フロントスポイラーとサイド&リアスカート)が装着される。
メルセデス・ベンツA180ブルーエフィシェンシー スポーツ(FF/7AT)【短評】
搭載されるエンジンは1.6リッター直4ターボ。122psと20.4kgmを発生する。
メルセデス・ベンツA180ブルーエフィシェンシー スポーツ(FF/7AT)【短評】

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